検索窓
今日:4 hit、昨日:15 hit、合計:841,056 hit

No.44 御館様 2 ページ44

ハッとした。




私は御館様が認めるほどの実力を持っている。





なのに、私は自分の命を無駄にしようとしていた。









苦しかった…………。



大好きだった柱の皆に嫌われ、



暴言を吐かれ、



息が出来ないくらい辛かった…………。




だけど………









それがどうした?




こうなったのは私がはっきりと


そんなことしていないと言えなかったから。









…………自分の心が弱かったから。








そろそろ変わらなきゃ。







弱音を吐くのはこれでおしまい。







自分の弱さをお面で隠し




自分の意見も言えない人が





強い鬼を倒せるはずがない。






私 「…………御館様。



自分が間違っておりました。


御館様の前で、自害などと
無礼をお許しください。



私、虹柱 空橋 (A)…………


御館様の分まで……





罪のない人達の明日を守るため



この命果てるまで、闘います。 」






御館様の顔がぱあぁっと明るくなる。





御 「………………いいんだよ。



ありがとう……。



君はこの先、鬼殺隊に必要な存在だ。




頼りにしているからね……?」






私 「御意。」







御 「それと……私の立場では



みのわの罪を追求することが出来ない。



ごめんね…………。」







私 「滅相もございません。




柱での揉め事は、柱同士で解決します。






御館様……少しお願いがあるのですが…………」








御 「なんだい?



私に出来ることならなんでも言ってくれ。」





私はお面をとって、御館様に手渡す。





御 「!?!?!?」





私 「このお面を預かって欲しいのです。




…………もう私には必要ありませんので。」







御 「…………そうか。




もちろん預かるよ。

大事に持っておくからね。」






私 「…………本当に有難う御座います。」








御 「…………いいんだよ。



でも、(A)は今、1ヶ月の謹慎処分だ。

屋敷で鍛錬に励むように。いいかな?」







私 「御意。 それでは失礼致します。」








そう言って私は産屋敷から出た。




御館様はいつも私達が欲しい言葉をくれる。、




自害なんてバカな考えはやめよう。


私が死んだとしても、
愛密さんはまた同じことをするかもしれない。




そんなの絶対許さない。

No.45 謹慎処分→←No.43 御館様



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (550 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1314人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 ,   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

きゅー - 炭 「……俺は長男だ……。長男なんだ…………。」 微笑ましいw (2023年2月23日 16時) (レス) id: f62354a57e (このIDを非表示/違反報告)
氷華 - 続き待ってます、、いつまでもっ  この物語大好きだぁ (2023年2月23日 16時) (レス) id: f62354a57e (このIDを非表示/違反報告)
もっちゃん(プロフ) - 龍さん» 続き頑張って書きます!!!!よろしくお願いします!!!! (2020年5月14日 13時) (レス) id: 5b43759e79 (このIDを非表示/違反報告)
もっちゃん(プロフ) - 愛心さん» ほんとにありがとうございます(泣き (2020年5月14日 13時) (レス) id: 5b43759e79 (このIDを非表示/違反報告)
もっちゃん(プロフ) - たーちゃんさん» あーーりがとーうございますっっ!!!! (2020年5月14日 13時) (レス) id: 5b43759e79 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もっちゃん | 作成日時:2019年12月14日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。