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おはぎ大好き、式柱さん。 ページ3





甘露寺「 ここよっ!私の行きつけのお店っ! 」

『 おおぉ!オシャレ!可愛い!おいしそう!! 』

胡蝶「 どうぞ、好きなものを選んで下さいね。 」



メニューを渡されるA。
品目を見た瞬間、その目をキラキラと輝かせる。

分かりやすい程の表情の変化である。



『 じゃあ…おはぎっ!きなこと、こしあんと、つぶあんと、
 あとは黒ごまのやつがいいです!!』

胡蝶「 あら、土御門さんはおはぎが好物なのですか? 」

『 そうなんですよ!おばあちゃんのおはぎが大好きで! 』

甘露寺「 素敵っ!ときめいちゃうわ! 」



そんな雑談をしているうちに、
大きな皿に乗った大量のおはぎが運ばれてきた。



胡蝶「 …食べられます? 」

『 いけます!ぜ〜んぜん余裕ですよ! 』

甘露寺「 私も一個頂いていい? 」

『 どうぞどうぞ!!はいっ! 』



新情報【 式柱、甘味 ( おはぎ ) に弱い。 】

山盛りだったおはぎを、
甘露寺とAで次々と胃袋へ放り込んでいく。

胡蝶はというと、保護者のような目で、
お茶を片手に2人を見守っている。



『 胡蝶さんも!どうぞ、おいしいですよ! 』

胡蝶「 まあ、ありがとうございます。ではひとつ… 」

甘露寺「 土御門さん、もうひと皿頼む? 」

『 頼みましょ!まだまだ足りないので! 』



すみませ〜ん!と店員を呼び、同じ品を注文。

心優しい店員は、「 減らしますか? 」と聞いてきたものの、
Aは『 いいえっ!!お構いなく!! 』と即答。

額に汗を浮かべながら、女性店員はおはぎを持って来た。



『 私も早く任務やりたいです!ちょっと鬼と戦いたい! 』

胡蝶「 向上意欲が高い、素晴らしい事ですね。 」

甘露寺「 そうね!尊敬しちゃうわっ! 」

『 上弦とか下弦…十二鬼月という鬼達いるんですよね!
 そのそっ首たたっ斬ってやりたいものです!! 』

胡蝶「 何か鬼に恨みでも? 」

『 いえ全然?どちらかと言うとストレス発散?みたいな? 』

甘露寺「 でも本当に強い鬼と遭遇すると、命懸けよ〜!
  何としても勝たないとだけどね。 」

『 難しい事は私の頭では分かりませんが!
 悪い()は退治するのが世の常ですよね! 』

胡蝶「 ええ勿論。人々を守らなければなりませんから。 」

『 私の一族もそういう悪い存在と戦ってきましたから!
 必ず皆さんのお役に立ってみせますよっ!! 』

甘露寺「 頑張ってね! 」

胡蝶「 応援していますよ。 」

『 はい!先輩っ!! 』

騒ぎですよ、式柱さん。→←こんにちは、式柱さん。



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リリンゴ - おもしろいです!私は双星の陰陽師は漫画もアニメも全部見ています!更新頑張ってください、応援しています! (2020年4月25日 20時) (レス) id: 3dc7ce7aed (このIDを非表示/違反報告)
金米糖 - おもしろかったです!!更新頑張ってください!双星の陰陽師大好きです!特におはぎマンが大好きです! (2020年2月29日 10時) (レス) id: e31feca5f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葛の葉 | 作成日時:2020年2月27日 18時

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