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レイ「それだけじゃないって、一体なんだよ！そんなにお前は死てぇのかよ！」
レイは、私の肩を掴み、グラグラと揺らした。
私は、一度目を閉じ、大きく息を吸って、また開けた。
そしてそっとレイの手をとった。
「死ぬためじゃない。」
レイ「え？」
「これからの明るい未来のため、そして、全プラントの食用児のために。
私はこの農園で生き抜いて、全てを壊してみせる。
私は逃げない。
私は自分を最後まで利用するの。
繁殖用だの、最上級だの、そんなの私には関係ない！！！」
レイ「なんでｯ、なんでお前たちはそうやっていつも・・・。それでもし死んだらどうするんだよｯ」
「大丈夫。もうヘマはしないよ。
絶対うまくいく。
だから2人とも、私を置いていって。
先に進んで」
私は胸を張って、大きな声でそういった。
エマ「A！！」
「エマ、ごめんね。辛かったよね。でも、今言うよりも、先に納得してもらっといた方がいいと思って」
エマ「納得なんか・・・。」
「エマなら、私やノーマンがいなくてもうまくやれる」
レイ「Aｯ」
「さぁ行って。そしていつか、迎えに来てよ。
私はずっとここにいるから。ずっと待ってるから。
次会うときは、本当の幸せを掴んでいよう」
レイ「俺は、俺はお前がいないと！」
「うじうじするなレイ！！！」
私はいつにも増して大きな声で叫んでいた。
レイ「ｯ！」
「あなたは自分が思ってる以上に弱い人間じゃない！
私がいなくても、自分で外に出られる。
たとえどんなに辛くても、レイはもう1人じゃない。
太陽ならレイ、あなたの上にずっとあるから。
次は自分で影から出るの！！
・・・あとは任せた。こっちは私に任せて。
そしてお互い生きて、またみんなで笑い合おうよ！！」
その時、後ろから誰かの気配を感じた。
ママだ
ママ「ハァｯ！ハァ！！」
「さぁ行って！！ほらはやく！！」
エマ、あなたが最初に一歩を踏み出すの。
そのために伝えたんだから。
レイを、導いてあげて。
ママ「待って！！行かないで！！私の可愛い子供たち・・・」
ママは、私たち3人の前に立っていた。
レイ「Aｯ！」
「行けｯ！！！！」
私が最後にそう叫び、背中を押すと、エマはレイの腕を引き、ロープにハンガーをかけた。
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死神シエル - ノーマンが出荷される時泣いてしまいました。頑張って下さい。 (2021年1月7日 15時) (
レス) id: 0251ca6174 (このIDを非表示/違反報告)
ゆで卵(プロフ) - 続きを楽しみに待ってます！！ (2020年10月17日 12時) (レス) id: 18a070aa90 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ - 私は、この作品、大好きです！読みやすくて、たくさん、泣きました。ノーマン、生きてるのわかってても別れのシーン、泣けるんですよね....。それから、このお話の続編、見たいです！いつまでも待つので、いつか見たいです！ (2020年10月16日 21時) (レス) id: 656b92ea12 (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - 約ネバの小説の中で私の中ではほんとにトップの小説なので嬉しいです、、、、、！無理せず頑張ってください！！応援してます！大好きです、、！ (2020年10月14日 8時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
ゆで卵(プロフ) - めちゃくちゃ泣いてしまいました…！！！夢主の今後読みたいです！是非、続編出してください！！ (2020年10月10日 18時) (レス) id: 18a070aa90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青ノ林檎
| 作成日時：2019年3月31日 10時
