9話ー対戦準備 ページ10
Kn side
訓練場の隣にある武器庫に着いた。“この中から選んで”というと、Aは目を丸くしてびっくりしていた。…うちの武器、ちょっと変わってるもんなぁ。全部木製だし、変な形してるし。
中に入ると、Aはとても真剣な顔つきで、手慣れた手付きで武器を選んでいた。…やっぱり、もと軍人だったりとかしたのかな…？だとしたら、フルだったのにも納得がいく。次々と武器を手にして、少し眺めてまた次の武器を手にしてを繰り返している。…重さを見てるのか…？軽い方がいいのかな。そんな事を考えてると、選び終わったようで、“これでもよろしいですか？”と俺に尋ねてきた。
Aが選んだのは、この中で一番軽い剣だった。武器の形にはこれといった特徴はなく、一般的な、長くも細くも無い剣だ。
“うん。大丈夫”というと、Aは安心したような顔をしていた。
武器が選び終わったので訓練場の中に入る。…ひと足先にアイツらはここに着いていたようで、もう全員揃っていた。
br「ねね、あれがAちゃん？」
kn『うん。そうだと思う』
sh「へぇ〜…やっぱ強そうだな」
nk「え、シャケが言うってことは相当じゃね？」
sm「…だな。で、誰が戦うんだ？」
br「え、全員じゃ無いの？」
kr「当たり前だろ、そんなに時間取れねぇよ」
br「え〜？」
nk「ん〜…取り敢えず今日は言い出しっぺのシャケがやるか」
sh「よっしゃ。残念だったなぁぶるーく」
br「う〜…今度は僕がやるからね！！」
sh「へいへい。じゃ、行ってくるわ」
sm「いってら」
kr「いってら〜」
と、訓練場の中に向かうシャークんを見送る。
kn『どっちが勝つかな…』
nk「さすシャケだろ」
sm「同感。アイツが負けるわけない」
.
You side
位置に着く。正面にはシャークん様、南には審判、北の観戦所には幹部様方。…私はあくまで旅人。本気を出したら怪しまれるよね。…手加減しなきゃな。ここでの仕事が無くなってしまったら、どうやって生きていけば良いのか分からない。
そんな事を考えている間にも時は進んだ。…もうそろそろ、始まる。
jf「これから、戦闘上のルール説明を始める。ルールは簡潔に二つ。
一つ、相手が降参したら、その時点で戦闘終了。降参した方が負けとなる。
二つ、絶対に×さない事。
そして、相手が降参して尚、攻撃をやめなかった場合、処罰が下される。
制限時間はない。準備は良いな？…それでは、よーい、初め！」
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Bearl - 萌木さん» なるほど…！教えてくださりありがとうございます！通知は本当にすみません…消えたらと思うと怖くって…萌木さんまだ読んでくださっていてありがとうございます。これからも頑張ります！ (2023年2月12日 17時) (
レス) id: cd9603c5df (このIDを非表示/違反報告)
萌木(プロフ) - 一応更新の通知自体は来ます。ただ非公開更新しているからではなく話を非公開にしているからだと思います。 (2023年2月12日 17時) (レス) id: 7b477ee6df (このIDを非表示/違反報告)
Bearl - あずきのもちさん» 返信遅くなってしまってすみません…！ご意見ありがとうございます！テスト、お互い頑張りましょう！ (2023年2月12日 11時) (レス) @page34 id: cd9603c5df (このIDを非表示/違反報告)
あずきのもち(プロフ) - コメント失礼します〜。私的にはどっちの書き方も好きなので、主様のお好きな方でいいと思います！あとテスト大変ですよね...私も2月にテストがあるのでお互い頑張りましょう！ (2023年1月29日 18時) (レス) @page35 id: 54d9d03467 (このIDを非表示/違反報告)
Bearl - 萌木さん» どうぞどうぞ！！心に残る言葉なんて思っていただけたなんて…！すっごく嬉しいです！(返信遅くなってしまってすみませんでした…！) (2022年10月30日 20時) (レス) id: cd9603c5df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Bearl | 作成日時：2022年6月26日 10時
