34話ーきんとき様の生誕祭準備 �� ページ35
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「皆さん、お疲れ様でした…！」
夜中の午後11時。ようやく全部終わり、メイド長の言葉が終わると同時に、疲れの溜め息を吐く。朝の午前5時からぶっ続けで作業していたのだから、疲れるも当然だ。
もう最早抜け殻のような形相をしたメイドたちは、目の前の食事を見て軽く生気が戻った。遅くまで作業していたメイド達に、と幹部様が用意して下さった食事だ。しかも、バイキング形式になっている。ご飯も食べずに作業し続けていた彼女らにとって、それは宝のように見えただろう。
先程の様が嘘かのように意気揚々としている彼女らを一歩引いて見ているだけのAに、レアーナは声をかけた。
「Aさん！何から食べますか？サラダからスイーツまで何でもありますよ！」
「うーん…どうしようかしら、どれも美味しそうだけれど…」
「そうですね…もう今ならいくらでも食べれちゃう気がします…！」
「…ええ、そうね」
と、会話をしながらAは手慣れた手付きで水を用意する。もちろん、二人分。
「…はい、どうぞレアーナ」
「わっ、すみません用意していただいちゃって…」
「えぇ、全然。…というか敬語、外して欲しいのだけれど…同期でしょう？」
「う〜ん…その、私もそうしたいんですけれど…なんか口が勝手に…と言いますか…」
「…まぁ、外したく無いなら、良いのだけれどね、」
「外したく無いわけでは…って、ああ！スイーツがもう半分くらいなくなってる…！」
「あ、ちょっと待って！」
取りに行かなきゃ！と、急ぎ足で取りに行くレアーナ。Aも追いかけ、一番にカレーを取ろうとするレアーナを必死に止めた。
.
一通りよそり終わると、レアーナはスイーツ争奪戦に参加していた。腹ペコな女子にとって、一番輝いて見えるそれを、皆必死になって取り合っている。
それを苦笑いしながら見守っていたAは、怪しい気配を察知し、目線をずらした。
彼女達の水のコップの置いてあるテーブルの近くに、エレナが居たのだ。それも、辺りを見まわし、手元を隠し…などなど、例を挙げればキリの無いほどに、怪しい空気を漂わせて。
「………」
レアーナに言えばきっと要らぬ心配をしてしまうだろう、とAは判断し、何も言わずにエレナに近寄っていった。
ーーーーーー
バイキングとかでカレーを先に取ると悲惨なことになるんですよね…
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Bearl - 萌木さん» なるほど…！教えてくださりありがとうございます！通知は本当にすみません…消えたらと思うと怖くって…萌木さんまだ読んでくださっていてありがとうございます。これからも頑張ります！ (2023年2月12日 17時) (
レス) id: cd9603c5df (このIDを非表示/違反報告)
萌木(プロフ) - 一応更新の通知自体は来ます。ただ非公開更新しているからではなく話を非公開にしているからだと思います。 (2023年2月12日 17時) (レス) id: 7b477ee6df (このIDを非表示/違反報告)
Bearl - あずきのもちさん» 返信遅くなってしまってすみません…！ご意見ありがとうございます！テスト、お互い頑張りましょう！ (2023年2月12日 11時) (レス) @page34 id: cd9603c5df (このIDを非表示/違反報告)
あずきのもち(プロフ) - コメント失礼します〜。私的にはどっちの書き方も好きなので、主様のお好きな方でいいと思います！あとテスト大変ですよね...私も2月にテストがあるのでお互い頑張りましょう！ (2023年1月29日 18時) (レス) @page35 id: 54d9d03467 (このIDを非表示/違反報告)
Bearl - 萌木さん» どうぞどうぞ！！心に残る言葉なんて思っていただけたなんて…！すっごく嬉しいです！(返信遅くなってしまってすみませんでした…！) (2022年10月30日 20時) (レス) id: cd9603c5df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Bearl | 作成日時：2022年6月26日 10時
