31話ー違和感 I ページ32
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『さぁ、さっさと書類終わらせよっかな〜』
背伸びをした後、気合いを入れるべく、両掌で頬を叩く。
『よし…！頑張ろう…！』
そう一人で呟いた。
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夜中の23時55分。トントンと他の人を起こさぬようにスマイルの部屋のドアをノックする。数回ノックした後、不機嫌そうなスマイルが、
「…何。」
と言いながらドアを開けてくれた。うわ、寝てたんだろな〜さっきまで。
『書類、終わったから提出にきたよ』
「…え、今何時？」
『23時55分』
「マジでギリじゃん…お疲れ」
『ありがと。これよろしく』
「ん…明日の朝やるわ」
『いや、めっちゃ眠そうだもんな〜w…おやすみ』
「お#@…」
最後何言ってんのか分からなかったが、それは一旦スルーし、ドアをそっと閉じる。すると、右でドアを開ける音が聞こえた。音のする方に目を移すと、そこには眠そうなシャケが。
「お、きんときじゃん。何してんの？」
『いやさぁ、めっちゃ期限ギリギリの書類あってさぁ、それ提出してきたんだよね』
「はは、それは大変だったな」
『マジ大変だった…お前こそ、こんな夜中に何処行くんだよ？』
「ん？あぁ、訓練場。今なら多分、だれもいねぇし」
『えぇ？こんな夜中からやってんの？お前』
「そ。なんか誰も居ねぇと、集中出来んだよ」
『…そっか。大変だな』
少しの間、会話が途切れる。…というのも、昨日の会議でまたAの話題になった時、怪しいからすぐ対処しよう派閥と、そこまで気にしなくてもいいんじゃね派閥に分かれてしまって、そこで少し口論が起こったのもあってちょっと気まずい、というか何というか…俺の中では信じたいと思ってるけど…っていう。
「そういや、Aの件、もう聞けたのか？」
『…聞いたら言うでしょ』
「まぁ、そうだな」
『…シャケさぁ、Aをそんなに疑ってるのは何で？』
「急にどうしたんだよ？」
『や、…本人に直接聞くのもアレだし、Aのこと、なんか推測出来ないかなって』
「…限度はあるんじゃねぇの」
『そうだけどさぁ……』
う〜ん…と、話すか迷っている様子。…そんなに迷う必要、あるのか？とは思ったが、きっと本人なりに考えがあるはずだとその考えを取り消した。
「……今から話すことは、確定じゃないし、推測の域を出ない。…ま、それでもいいなら、話すけど」
『うん。全然大丈夫。…少しでも知っておきたい』
「そうか…じゃあ話すけどさ_____
と、シャケは話し始めた。
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Bearl - 萌木さん» なるほど…！教えてくださりありがとうございます！通知は本当にすみません…消えたらと思うと怖くって…萌木さんまだ読んでくださっていてありがとうございます。これからも頑張ります！ (2023年2月12日 17時) (
レス) id: cd9603c5df (このIDを非表示/違反報告)
萌木(プロフ) - 一応更新の通知自体は来ます。ただ非公開更新しているからではなく話を非公開にしているからだと思います。 (2023年2月12日 17時) (レス) id: 7b477ee6df (このIDを非表示/違反報告)
Bearl - あずきのもちさん» 返信遅くなってしまってすみません…！ご意見ありがとうございます！テスト、お互い頑張りましょう！ (2023年2月12日 11時) (レス) @page34 id: cd9603c5df (このIDを非表示/違反報告)
あずきのもち(プロフ) - コメント失礼します〜。私的にはどっちの書き方も好きなので、主様のお好きな方でいいと思います！あとテスト大変ですよね...私も2月にテストがあるのでお互い頑張りましょう！ (2023年1月29日 18時) (レス) @page35 id: 54d9d03467 (このIDを非表示/違反報告)
Bearl - 萌木さん» どうぞどうぞ！！心に残る言葉なんて思っていただけたなんて…！すっごく嬉しいです！(返信遅くなってしまってすみませんでした…！) (2022年10月30日 20時) (レス) id: cd9603c5df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Bearl | 作成日時：2022年6月26日 10時
