何なんだよこのアホ毛君。【真波山岳】

第２７話「影」 ページ34

蓮華「なぁ、A、この部屋隅々まで探したんだよな？」





A｢と、思ったけど……もしかして堂々とおちてた？あー物陰ばっか探してたからな………」





蓮華「Aのかばんに入ってた」





A｢………………え？」





蓮華「真波がさっき見つけた。
不自然にAのだけ端っこにあったから。
チャックが少し開いてたし締め忘れかとも思ったから近くに行ってチャックも閉めようとしたら…………これが出てきた」





愛華「うそ……Aちゃんまさか盗ったの！？」





A｢なっ…違う！！私じゃない！！それに私は元からピン持ってるじゃない！！」





愛華「Aちゃん……蓮華が私の話したらあまり嬉しそうじゃないって言ってた………」





A｢それは愛華ちゃんが私のこと嫌いなんだろうなって思ってたからなんでだろうなって思ってただけで！！」





愛華「いいよ！！言い訳なんて聞きたくない！！酷いよ！！せっかく友達になれるって思ったのに！！」




A「わ、私じゃないってば！！信じてよ！！それにバックに入ってるなんて思わなかったもん！！」




愛華「でも、わざわざここには無いって言って早々と出てったじゃない！！隠してたからじゃないの！？」






A｢じゃあなんで私が愛華ちゃんのピンをとらなきゃいけないの！！」






真波「ストップ。」





A｢真波くん………！ なんで止めるの！？真波くんも私が盗んだと思ってるの！？」




真波「そうは思ってないよ。Aちゃんが嫌がらせにとったとも思わないし愛華ちゃんのこと嫌ってるとも思ってない」




愛華「真波くん…………でもAちゃんのかばんに入ってたんだよ！？」





真波「もしかしたらたまたま落ちた時にバックに入ってるなんてに入ったかもしれないじゃん。それに、俺はなんでAちゃんが愛華ちゃんのピンを盗んだと思ってるのかが知りたいな」




幹「そうだよ愛華ちゃん！！Aちゃんのだとかばんって思わなくて誰かが落とし物だと思って入れたのかも！！落ちてる場所がそのバックの近くだったのかもしれないし！！」




愛華「あ…………ごめ………Aちゃんがまだ私のこと嫌ってるんじゃないかってかんがえちゃって………」





A｢私はいいんだよ！！気にしないで！！とりあえず見つかったなら良かった………」




蓮華「………………」









・









・









愛華「つまんないの」

第２８話「茶番」→←第２６話「すれ違い」

ラッキーアイテム

水筒

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキー真波

いろんな意味でニコニコしてる真波

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す