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ファンサを17個 ページ18
ここらへんぶらぶらしようか。
という僕の提案でゆっくりした足取りで2人並んで歩いてる。
キラキラした目でお話をするAは可愛くて仕方がない。
昔と変わってない部分が多すぎて笑いが止まらない
でも、僕の勝負は夜7時にあの場所。
それまでのしんぼうだ。
Aは尽きることなく話を続ける。でも彼女の話は自然と飽きない。
聞いていて楽しいから恐らく話上手なのだろう。
気がつけば時刻は6時半になっていた。
運良く彼女の話はキリが良かった。
「ねえ、連れていきたいところがあるんだ」
そう言って少し足の速度を早める。
着いた場所は…
「公園…？？」
彼女は不思議そうな声を出す。
「そう、公園」
わけがわからないといった顔をするので僕はもうひと押しの声をかける。
「ここ、覚えてない？」
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作者名：クスア | 作成日時：2020年1月10日 22時
