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ファンサを14個 ページ15
今日はずっと楽しみにしていたAちゃんとのデート。
早く着きすぎると引かれるかもしれないので30分前に到着するように家を出る。
あぁ、楽しみだなぁ…。
到着するともう彼女は着いていたみたいで、楽しみにしてくれてたのかなとか淡い期待を持ちつつ名前を呼ぶ。
そしたら「天月くん」なんて言い出すから慌てて口を自分の手で塞ぐ。
Aちゃんの事だから忘れてたんだろうなぁ
小さいときから忘れんぼうさんだったもん
変わってないんだね。
ちょっとかっこいいところを見せたくて、手を繋いで歩き始める。
ちらっと見えたAちゃんの顔は真っ赤で、可愛いなって思ったのはナイショ。
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作者名：クスア | 作成日時：2020年1月10日 22時
