エピソード23 求めた幸せ ページ25
個性を貰ってから暫くの間は連合のアジトで過ごした。
生活も毎日朝起きて、ご飯3食食べて、運動して、勉強して、寝る。
このメカニズムは変わらないが、今までの私の生活と比較すれば充実感が違う。
私は今14歳。今度の誕生日で15歳になって、春が来れば高校に進学する。
6歳を迎えた誕生日に、私は家族を失った。
それから8年、孤独だった。
人を信じることを躊躇った。
人に頼ることを躊躇った。
だからどんなに友達が私の心に寄り添おうと努力してくれたって、
私の心の傷は癒えることはなかった。
でも、死柄木さんが私を救ってくれた。
無個性の私に、チャンスをくれた。心を救って貰った。
それがどれほど私にとって支えになったかを思えば、感謝の言葉しか出てこない。
今までキッチンで1人で作って、1人で食べてた料理だって
こうやって誰かと一緒にキッチンに立って誰かと一緒に食事をする。
心の許せる人と時間を共に過ごし、お喋りして、笑顔になれる。
こんな当たり前で掛け替えなのないことが、私が何年も求めていたことだったのかもしれない。
心の底から幸せ。幸せ過ぎて涙が出そう。
目元の水分を指先で払った。
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胡桃 - たくあんさん» 了解です！やっぱ爆豪くんですよね！！ (2018年4月30日 21時) (
レス) id: 7378d7060e (このIDを非表示/違反報告)
たくあん - オチは爆豪がいい！ゼッッッッッタイ爆豪！ (2018年4月29日 16時) (レス) id: 3a6807fdc3 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい。違反行為なので違反報告の対象になります (2018年3月24日 18時) (レス) id: f71214a95d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡桃 | 作成日時：2018年3月24日 17時
