マリーゴールド【松村北斗】 (ページ4)

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マリーゴールドページ4

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屋上でthe青春！みたいなことをしていたら

チャイムが鳴って私達は急いで教室へ向かった。

教室に着くと皆着席していた。

先生「やっと全員揃ったな」

そう言って3年間ありがとうとか長々と話していた。

私は全く聞いていない。

北斗の後ろ姿を見てかっこいいなと思ったり

背中に''北斗大好き''と書いていた。

それも飽きて周りを見渡すとクラスメイトも話を

聞いてなくて先生が可哀想になってきた。

先生「今までありがとう」

長い話がやっと終わった。

先生「松本やっと終わったって顔するな」

『！？』

そんなに顔に出てたかな。

先生「なんか挨拶しろよ」

担任の悪ノリが始まった。

『3年間ありがとうございました』

先生「それだけかよ笑じゃあ次～」

『ねね北斗』

「お疲れ」

『背中に何書いたか分かってた？』

「分かんない何て書いたの？」

『北斗大好きって書いた』

「先生の話聞いてやれよ」

『早く卒業式始まってくれないかな？眠たくなってきた』

「あと10分くらい」

『…長いなぁ』

「今日打ち上げ行く？」

『友達いないから行かない』

「そっか」

『北斗行くの？』

「Aが行かないなら行かない」

『行きたいなら行きなよ？』

「いつメンの皆で打ち上げしよ絶対そっちの方が楽しい」

『ありだねLINE送っとこ』

「楽しもう」

『うん』