マリーゴールド ページ21
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『やばいよね！？時間！』
「走ったら間に合う！」
『お土産こんなに買わなきゃ良かった！』
そんなこんないいながら新幹線に駆け込み乗車した。
「セーフ」
『行きもこんなだったね？』
「俺の辞書に5分前行動という言葉はないから」
『私もです』
「お母さんに連絡した？」
『まだしてない』
「出発したら寝るでしょ？今しておきなさい」
『はぁい北斗ママ』
「ママじゃない俺も連絡しとくわ」
『お母さん達2人で空港迎えに来るかもね』
「そうだったらいいね」
『じゃあおやすみ』
「空港着いたら起こすわ」
『北斗大好き』
その言葉を最後に私は眠りに着いた。
「…きておきて」
『ん？』
「着いたよおはよ」
『うん』
「荷物持って」
『はい』
「忘れ物ない？」
『分かんない眠い』
座席に吸い込まれるように席に着いてしまった。
「ちょ、え、あ、寝ないで」
『…頑張る』
座席を立つと北斗が忘れ物がないかを確認してくれる。
「A携帯忘れてる」
『ありがとう』
「忘れ物なかったよ行こっか？」
『ん』
半分寝ながら空港に向かう。
我ながら北斗は本当によく出来た彼氏だと思う。
私が寝てても怒らないし忘れ物の確認もしてくれる。
どこまで優しいの？
そんな優しかったら変な壺買わされるよ？
好きだな。
そう思いながら私は北斗の背中を追いかける。
これから先もずっとこの背中を見ていたい。
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忙しくて占ツク開いてなくて今開いたら
ランキング付いてて目ん玉飛び出ました笑
ありがとうございます。
ランキング付いたのは読者様のおかげです。
これからも亀更新にはなりますが
日々精進していきますのでよろしくお願いします。
オリンピック面白いですね。
ぼんっ
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作者名：花桜彩 | 作成日時：2021年5月21日 2時
