マリーゴールド ページ20
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バターコーンラーメンを食べ終わって
時間があまりなかったから
新函館北斗駅でショッピングすることになった。
『白い恋人食べたい!』
『バターミルクサブレだって!』
『チョコのポテチある!』
「…食べ物ばっかり」
『え?なんか言った?』
「お揃いの物とか欲しくないの?」
『え、北斗ごめんお揃いの物買お?』
「じゃあこれ買お?」
『…熊?鮭持ってる熊?』
「気に入らない?」
『超可愛いねこれにしよ!』
「じゃあ俺が銀色でAが金色ね?」
『うん!で白い恋人買う?』
「太るぞまじで」
『お母さんのお土産ですぅ!』
「1個でいいでしょ?」
『足りないからさ?』
「Aが食べるからね?」
『北斗は?お土産買わないの?』
「お母さんに買うよもう決めてんの豆大福って」
『うわぁ!美味しそう私も買おうかな?』
「はいダメでーす」
『なんでよ!笑』
「ダメなものはダメでーす」
『じゃあサーモン買っていい?』
「それはいいよ」
『ありがとー』
「もう時間だけど」
時計を見ると13:30だった。
『やっば!会計してくるね北斗のお土産も貸して』
「俺払うからいい」
『ダメ少しは恩返しさせて』
「でも」
『ダメなものはダメ!はい貸して!』
「ありがとう」
『こちらこそ』
意外とレジが並んでいて駅まで走ったのはまた別の話。
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作者名:花桜彩 | 作成日時:2021年5月21日 2時