マリーゴールド ページ19
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北海道に着いた。
新幹線を降りると冷たい風が肌を掠った。
私達は慌ててパーカーを羽織った。
「うげっ寒ぅ」
『動いてたら暖まるでしょ』
「手繋ご」
『繋ぎたいだけじゃん』
「そーですけど」
そう言って北斗はポケットに私の手を突っ込んだ。
『ふふっ』
「急に何笑ってんの?」
『駅の名前見て』
「新函館北斗駅?」
『北斗沢山だね』
「まぁ松村北斗はここにしかいないけどね」
『そうだね?わぁ!ねぇ!ラーメンあるよ!食べよ!』
「俺の話もっと興味持とうよ」
『北斗もラーメン食べたがってたじゃん』
「まぁね?」
駅の中のラーメン屋の席に着く。
「バターコーンラーメン2つ」
店員「はーい」
『この後どうする?』
「17:00の飛行機に乗るから」
『今11:30』
「14:00までなら」
『お土産買って〜海鮮も食べたいな〜』
「太るぞ」
『太っても北斗がいてくれるならいい』
「太ってもそばにいるよ」
『ありがとう』
店員「お待たせしましたバターコーンラーメンです」
「『ありがとうございます』」
「『いただきます』」
1口入れただけで分かる凄く美味しい。
バターコーンラーメン作った人天才なのかも。
『美味しいね』
「俺この味忘れられないわ多分」
『また来ようね』
「当たり前」
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作者名:花桜彩 | 作成日時:2021年5月21日 2時