マリーゴールド ページ15
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お風呂に2時間くらい居て時間を見ると18時だった。
ここの旅館は夕食はビュッフェで食事会場へ
好きな時間に行ったりと自由らしい。
「お腹空いたね?ビュッフェ行く?」
『うん』
「じゃあはい手繋ぐよ」
『ん』
「いっぱい食べようね」
『お腹いっぱいになるまで食べる』
「林檎の料理沢山あるんだって」
『林檎大好きだから楽しみ』
エレベーターに乗って1階におりて食事会場へと足を運ぶ。
「着いた」
『うわぁ!林檎がいっぱいだ!』
「取っておいで」
私はまず林檎が沢山並んでいる列に向かった。
北斗は後ろから他の料理を見ながら着いてきている。
私は後先考えずに取っちゃう人だから3周目する頃には
もうお腹がいっぱいになってきていた。
『北斗もう私いいや』
「ほんと少食だよね人のこと言えないけどさ」
『北斗ももういいの?』
「これ食べ終わったらもう要らない」
『ほんとに?我慢してない?』
「してないしこの後動かなきゃだから」
『今日はもうしないもん』
「…?今日したっけ?」
『へ?』
「卓球したっけ?」
『…北斗のばか/////』
「あっら…Aがしたいなら俺何回でも出来るよ?」
『もう北斗嫌い』
「俺は好きだよ」
夕食を食べ終わって部屋に戻った途端押し倒された。
「ねぇ?いいよね?」
『…知らないっ!』
終わったのは日付を跨いで2時間後のことだった。
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作者名:花桜彩 | 作成日時:2021年5月21日 2時