マリーゴールド ページ2
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話をしながら歩いていたせいかあっという間に学校に着いた。
卒業式ということもあり人がごった返していた。
『人多いね』
「卒業式だからね」
『人酔いしそう…』
「教室行こっか」
『うん』
教室に着くとクラスメイトが黒板に色んな文字を書いていた。
女1「Aちゃんも書きなよ!」
『うんありがとう』
チョークを貰って何書こうか悩んでいると隣に北斗が来た。
「俺も書いてって言われた」
『私もあんまり書くことないなー』
「俺もっとないよ」
『北斗のこと書いていい?』
「??いいけど」
小さい文字で見えるくらいに
''北斗に出会えて良かっただいすき''
と書いた。
『読めた?』
「…俺も書く見ないでね」
『はーい』
トントンとチョークの音が近くで鳴っている。
気になるけど北斗との約束だから目を瞑っている。
「できた」
黒板を見るとそこには
''Aに出会えて俺は幸せ者だよだいすき''
と書いてあった。
『私の方が幸せだよありがとう』
「大好き」
先生「イチャイチャしてるとこ悪いけど集合写真撮るから」
「『はーい』」
クラスの集合写真を撮って卒業式まで
まだ時間があるから屋上に行くことにした。
考えることは皆同じらしくて屋上に行くと
樹とかなめと慎太郎とジェシーがいた。
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作者名:花桜彩 | 作成日時:2021年5月21日 2時