キンモクセイ【松村北斗】 (ページ6)

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キンモクセイページ6

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樹とはクラスが違うから別れて自分の教室に入る。

北斗くんは既に席に着いていてまた皆に囲まれていた。

私は皆にごめんねと声を掛けながら席に着いた。

少し経つとチャイムが鳴って皆が散らばった。

『北斗くんおはよ』

「おはよ」

『あのさ田中樹って知ってる？』

「ぁあ…知らないや」

『へーそっか』

あの驚いた顔は多分知ってるんだろうな。

でもなんで？隠す意味ある？まぁいいや。

「今日朝会わなかったね」

『私今日ギリギリだったの』

「寝坊？」

『そういつもより10分遅く起きちゃった』

「そっか昨日疲れたよね？ごめん」

『ううん北斗くんのせいじゃないよ』

「松本さんは優しいね」

『優しくないよ』

そんな会話をしていたら授業が始まったので会話は終わった。

そしてあっとゆう間に昼休みになって私はある場所に向かう。

『うぅ、さっむ』

着いた先は屋上で2人の大男が駆け寄ってきた。

1年後輩のジェシーくんと慎太郎くんだ。

ジェ「待ってたよー！」

森本「こっちだよ！おいで！」

手を引かれて先へ進むとお兄と樹がいた。

『あれ？大我くんは？』

田中「遅れるって」

『へー』

優吾「早く飯食おうぜ」

ジェ.森本「いただきまーす！」

田中「いただきます」

『いただきます』