キンモクセイ ページ47
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「んー離れて暑いー」
『やーだっ！』
「あぁもーホールドはダメじゃん」
『動かなくしてるのっ！』
「ねぇ襲うよ？」
『きゃー北斗くんえっちぃ！』
「…」
『ごめんね北斗のこと大好きなんだもん拗ねないでよ』
「…明日動けなくても知らないから」
『えっ！？今からするの？』
「だって見てよ」
『…っ！ばかっ！』
「終わってからご飯食べに行こーね？」
『もう知らないっ！』
それからはベッドに身を任せた。
「はぁ、、ごめん」
『…いいよでもお腹空いた』
「腰は痛くない？」
『北斗優しかったから痛くない』
「これ以上可愛いこと言わないでくれる？」
『…ご飯行こ？』
「服着るから待って」
『お風呂入りたい』
「一緒に入る？」
『本当に明日動けなくなるって』
「いいじゃん」
『やだよ！折角ディズニー来て動けないのは』
「それもそうだねごめん」
『いいよだってこれから合格したら自由じゃん』
「俺待つね」
『とりあえず明日は楽しもうね！』
「ん！」
ホテルの中にあるレストランへと足を運んだ。
お腹いっぱい食べた私達は部屋に戻って
お風呂に入って明日に備えて寝る準備をした。
『ねぇ北斗？お金ってどうしたらいい？』
「んーいいよ俺からの合格祈願だと思って？」
『でもホテルとか絶対高いじゃん』
「俺ね今日のためにお金貯めてたのだから気にしないで」
『そうなの？』
「俺はねAが喜んでくれたらいいんだよ？」
『北斗…』
「じゃあおやすみ…また明日」
『おやすみなさい』
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作者名：花桜彩 | 作成日時：2020年10月31日 6時
