キンモクセイ【松村北斗】 (ページ30)

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キンモクセイページ30

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田中「いや、お前ら何？」

『樹～不機嫌にならないでよ笑』

不貞腐れてる樹を見たら可愛くて頭をわしゃわしゃした。

田中「やめろよー！」

と言いながらも樹の顔は嬉しそう。

「樹とイチャイチャしないで」

『はーい！ほくごめんね？』

「…俺もわしゃわしゃして」

北斗の御要望通りわしゃわしゃしてあげた。

三好「北斗って犬みたいだね？笑」

田中「あー分かる」

北斗が言い返そうとした時丁度チャイムが鳴った。

『そろそろ帰らない？』

田中「おう！帰ろうぜ」

三好「私今から部活だから残らなきゃ」

「樹も残ってあげなよ」

田中「は？」

「かなめが可哀想でしょ？」

田中「お前さぁ…まぁいいや俺も残るわ」

三好「え？いいの？」

田中「いいよ」

三好「ありがと」

田中「じゃあ俺ら出ていくわ」

『樹かなめちゃんバイバイ！』

三好「かなめでいいよ！バイバイ！」

田中「北斗仮は返せよ！Aバイバイ」

樹とかなめは保健室を出ていった。

『北斗2人で帰りたかったの？』

「うんでも樹にバレちゃった」

『んふふ北斗は可愛いね』

「A好き」

『私も好きだよ』

お互いに目が合って唇が触れ合った。

「帰ろっか？」

『今日お家来て欲しい』

「なんで？」

『記憶のこと1人で話せる気がしない』

「そっか、そうだね」

『北斗お母さんに会うの初めてだよね？』

「小さい頃に会ったことあるけど緊張する」

『緊張しなくていいよフレンドリーだから笑』