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「さっき、胡蝶とAの話が聞こえたが、Aは鬼殺隊だったのか?」


居間にきてみれば、正座した義勇さんがこう言いだす。

私は隠すつもりもないので、「はい」と頷いた。すると、義勇さんは「そうか」と言った。

そうして終わりなのかと思えば、続きがきた


「俺はAより弱いかもしれない。だが、結婚したら死んでもお前を守るつもりだ。

みなしごでも受け入れるし、しょうしょう家事ができなくても、

文字が書けなくても、稚拙でも、俺はお前が好きだ。他の男と違って、晩ごとAを想う。

Aの欲しいものならば、湯水のようにお金を使おう。だから、俺はどうだ?」


突然の求婚。なにごとか意味がわからなかった


「いや、突然なんの話ですか」


私が聞き返すと、義勇さんは無表情のまま答える。


「…、胡蝶に耳打ちされた。Aはすぐの嫁入りしてしまう、と」

「くく…、ふはっ!そんなの嘘ですよ。私はこんなですから、嫁入り先が見つかりませんよ」

「じゃあ、だったら俺のところにこい」

「ですから…」

「だから…、」






「義勇さんは、私を夜もすがら、晩ごと晩ごと、愛しいと想ってくださるのですか…?

想ってくださっていたのですか」

「あぁ」

「じゃあ、いいです。私は冨岡Aですね」

あとがき→←第拾漆話



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設定タグ:冨岡義勇 , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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惡者(プロフ) - つららうめさん» コメントありがとうございます!義勇さんは可愛いですよね(真顔)更新頑張りますね!応援ありがとうございます! (2019年7月25日 23時) (レス) id: b27bb07fee (このIDを非表示/違反報告)
つららうめ - 義勇さん可愛い義勇さん可愛い義勇さん可愛い義y(ry) 本当にこんな素晴らしい小説を恵んで下さりありがとうございます!無理せず頑張ってください!応援してます!! (2019年7月25日 22時) (レス) id: 43324b4bf2 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - あーい (2019年6月9日 23時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
悪者(プロフ) - 布袋尊さん» はい!応援ありがたきです! (2019年6月9日 23時) (レス) id: e6916f4e47 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - はい!めっちゃ頑張れ! (2019年6月9日 23時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年5月4日 17時

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