誰ですか【d!】 (ページ6)

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次の日

朝家を出て歩いていると後ろから衝撃がきた

『ぅわっ！？』

zm「おはようさん！」

『っ、なんだ……ゾムさんか……』

zm「せやで～、一緒に学校行こうや」

『いいよ』

頷くとゾムさんは私の横に並んだ

ご丁寧に道路側を歩いてくれている

zm「あ、せや…今日の放課後暇？」

『今日の放課後……？うん、暇なはずだけど』

zm「じゃあ放課後時間少しもらうな！」

『わ、かった……？』

昨日でそんなに気に入られてしまったのだろうか…？

不思議に思いながらも楽しそうに話すゾムさんに耳を傾ける

「お、ゾムやん！」

と、後ろから声がかかった

振り返ろうとしたが手で押さえられる

「え、何お前……彼女？」

zm「ちゃうちゃう、昨日連絡したやろ」

「っえ……それ、ほんま？」

zm「A」

『え、何……？？』

急に名前を呼ばれて腕を捕まれるとグイッと引っ張られる

そのまま振り返り後ろの人と目が合った

後ろの人は青がかかった黒髪に透き通るような青い目をした男性だ

「ぇ……………」

zm「A、こいつは鬱島大っていって俺の友達や
　大先生、ってよく呼ばれとる」

『はぁ』

鬱島大さん

じゃあ大さんってこと？

でも大先生……先生？

『教師なの？』

zm「……、ちゃうちゃうwあだ名やあだ名」

『ああ、成程』

兄さん先生みたいに愛称で呼ばれてるのかと……

ut「…まあ、よろしゅうな」

『はい、宜しくお願いします』

ゾムさんの友達ならこの人も私のことを知っているのかな…？

さっき驚いてたし