誰ですか【d!】 (ページ32)

今日:102 hit、昨日:53 hit、合計:71,088 hit

032 ページ32

sho「どうでもええからシッマ黙れ」

zm「煩いねん」

kn「なんやと！！？！？！？！？」

爆音で喋るコネシマさんに呆れたようにシャオロンさんとゾムさんが注意すると、もっと爆音で返したコネシマさん

あれ、耳ついてる？鼓膜破れてない？

ut「まあまあ落ち着き？ご飯食べようや」

rb「せやで
　あ、Aこっちおいで」

『じゃあお隣失礼するね』

ロボロくんがそう言って隣を叩いたので大人しく隣に失礼した

制服の裾から見えているカーディガンは萌え袖みたいになっていて、見ていて小動物みたいで可愛い

rb「あんさん失礼なこと考えすぎちゃう？？」

『……なんでわかるの？』

rb「顔わっかりやすいで～
　な、鬱先生」

ut「え？ああ、おん
　 Aちゃんはわかりやすいよな」

『へー、初めて言われた』

rb「まあぱっと見分からへんけどな
　よーく見たらわかるで」

…まあ、多分それだけじゃわかんないでしょ

なんて、冷静に考えた

どうせこの人も前世からのつながりがある人でしょ？

前世なんて信じてなかったのに、この人たちのせいで信じざるを得ないんだから…

『……あ、時間やばい』

スマホを取り出して時間を見て見れば、そろそろ予鈴が鳴りそうだった

慌てて弁当箱を片付ける

zm「よし、戻ろーや！」

『うん』

心なしか声色が明るいゾムさんの隣を歩いて教室へ向かう

やはり視線を色々感じる、特に女子から……

好奇、嫌悪、嫉妬、妬み、尊敬……ほとんど嫌な感情ばっかり

無意識に私は顔を歪めた