ポートマフィアの暴虐姫は青春したい！【文スト･ハイキュー】

…そんなことないです ページ18

「あの、お昼食べて行きますか」


私の放った言葉に太宰さんは、目を輝かさせて


太宰「もちろんなのだよ！」


と言ってくれた。


料理は、一応人並みにできる。


中也に教えてもらったからね！


試しに作った料理は、中也とかお父さんに


あげたんだよね！


なんか、分かんないけど顔が青かったけど。


私は、冷蔵庫に入ってる冷や飯と卵を


手に取り、調理を始める。








「じゃじゃーん！」


太宰「おぉ！うまくなったじゃないか」


「…！え、そうかな？」


褒められると、自然に顔が緩んだ。


いやぁー、褒められると伸びるっていうよね


だから、ものすごく嬉しい。


美味しそうに食べてくれる太宰さん


美味しい、美味しいって言いながら。


こんな嬉しいことは、他にないだろう。


私も、オムライスを口にいれる。


うん、美味し____


「ﾌﾞﾌﾞｫｫ!!!!」


んんんんん？？？


なにこの、しょっぱい味は。


まさか、


「砂糖と塩を間違えた？」


そんな、ベタな間違いをするとは。


太宰さん、平気な顔で食べてた。


あんな、クソまずいオムライスを。


「だ、太宰さん無理しないでください…」


おずおずとしている、私にこう言った。


太宰「ん？キリカちゃんが作った料理は
美味しいよ？ちっともまずくなんかないさ」


「ありがとうございます…」


太宰「ふふ、大丈夫さ。…ちょっとトイレ
借りるね」








トイレ____


太宰「うっぷ、まさかしょっぱいとは…。
私の舌と頭が混乱したよ…。うっ…」




リビング____


「太宰さん優しいな」

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