ポートマフィアの暴虐姫は青春したい！【文スト･ハイキュー】

勘弁して下さい... ページ8

部下side


…キリカさんを車に乗せたら、寝た。


うん、急に寝たよ。


ほんと怖かった〜…。


いや、中原さんや首領だって怖いって言うくらい


殺されるかと思った。


あの時、まだ理性が保たれていて良かった…。


まだ殺されずに済んだもんな…。


…急に起きて、殺されないよね？


私はそう願いながら、車を走らせた。







「…ん？」


目が覚めると、車のなかだった。


いまいちこの状況が理解できない。


…あれ？チンピラに話しかけられて、カっとして


それで、ぷつんと意識が切れて…？


記憶が飛んだな…。あ、もしかして…？


「また…？」


迷惑をかけたくなかった。


戦闘狂な私にとっては殺 す仕事とか、襲撃は


とても大好きだ。


いつも嫌だな、むかつくなって思っても


我慢してきた。


だけど、時々に私のなかでぷつんと切れて、


私じゃなくなってしまう。


二重人格…、かもしれない。


私は、目頭が熱くなって視界がじわぁと滲む。


「ごめん…」


部下「いえ、あのチンピラどもが悪いんです。
キリカさんは少しカっとしちゃっただけです。」


痛い。


痛いよ。


その優しさが、痛いんだよ。


本当にごめん…。


「私、学校に通うのやめとこうかな…。なんて」


そうボソッと言ったつもりだった。


ｷｷｯｰ!!


「うげっ」


急ブレーキをしたおかげで、シートベルトで


首がしまるかと思った。


部下「キリカさん、勘弁して下さい…！！」





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見ててくれて、ありがとうございます…。


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ほんとに感謝しています…！！


引きつづきお願い致します…。

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