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爆豪side
「で、結局は捨てなかったんだ」
「なんだかんだ爆豪って優しいよなぁ」
「食いもんに罪は無ぇーだろ」
あれからこの弁当も爆破してゴミ箱にでもぶち込んでやろうと思ったが、食べ物を粗末にするのは気が引け、結局ランチタイムまでそのままにしてしまった
「なぁ、俺あの子が作る弁当めっちゃ気になる！」
「分かる！あんな子が作る弁当、絶対やばいって」
「開けてみよーぜ！！」
結局食堂にまで持ってきてしまった弁当に、上鳴と瀬呂は興味津々だった。
確かにあんな頭おかしい女が作るメシがどんな物なのか、好奇心は湧いてしまう
食べる食べないは別として、開ける事ぐらいはしてみても良いだろう
「普通に可愛い女の子だし、料理上手いと思うけどなぁ…」
切島がそんな気の抜けたことを言うもんだから、流石にコイツが心配になった。
あのイカレ女の毎日の行動を一緒に見てる癖に、よくこの弁当を信じれんな…下手したら髪の毛やら血が入っててもおかしくねぇぞ
少し緊張しながらも風呂敷を解き、弁当箱の蓋を開ける
「「普通だ」」
上鳴と瀬呂がハモった
二人の言う通り、あの女が作った弁当は普通だった
1段弁当の半分にはオムライスが詰められており、もう半分には唐揚げ、ウインナー、プチトマト、ブロッコリー、ピックで刺した枝豆が入れてあった。可愛らしくデコレーションはしてあるが、見た目は普通に美味そうな弁当だ
「俺はド下手なクリーチャー弁当みたいなん予想してたなぁ…」
「俺は血まみれで髪の毛が大量混入かと思った」
「お前ら物騒だな！やっぱり普通に美味そうだったじゃん！」
三人が俺を差し置いてワイワイと弁当で盛り上がる。
瀬呂と同じく異物混入弁当を予想していたので、まさかのクオリティの弁当に感想が出なかった
「…この弁当はイカレ女に返す」
「うぇ！？食わねぇの！？」
上鳴は俺が弁当の蓋を閉めると、速攻突っ込んできた
「何が入ってるかわかんねぇだろ、ストーカーの飯なんざ食わねぇよ」
「えー、じゃああの子この弁当捨てんのかなぁ……早起きしたって言ってたし、ちょっと可哀想じゃね？」
「…………」
上鳴のその言葉に、弁当を片付ける手が止まった
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みや(プロフ) - 完結か〜嬉しいようでなんか寂し〜お疲れ様でした！この作品大好きでした (2022年12月4日 15時) (
レス) @page49 id: d14e70aafc (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白かったです！今後とも応援しています！頑張って下さい！(*´ω｀*) (2022年5月22日 3時) (レス) @page49 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
心愛(プロフ) - さいこおすぎてこうふんしてます涙よかっあら、つづきとか他きゃらもみらいです！ (2022年3月8日 2時) (レス) @page49 id: 79fe9dbf9c (このIDを非表示/違反報告)
黒兎(プロフ) - 鬼羅さん» 完結まで着いてきてくださってありがとうございました😭♡こんなイカれ主人公を最高だなんて…！ありがたすぎます🥺🥺🥺鬼羅様に楽しんで頂けて嬉しい限りです✨コメントありがとうございました˚✩* (2022年3月3日 18時) (レス) id: ff68e7370f (このIDを非表示/違反報告)
鬼羅(プロフ) - 完結お疲れ様ですぅ〜😭ストーリー最高でしたっ!!主人公ちゃんが何より可愛かった…本当にお疲れ様でした!!初コメ失礼しました🙇♂️ (2022年3月3日 3時) (レス) @page49 id: 0076feca63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒兎 | 作成日時：2022年2月20日 14時
