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爆豪side
ここ最近、俺がエンデヴァーの元でインターンを行ってから、目の色を変えて寄ってくる女子生徒が増えた気がする
俺の将来を見越してなのだろう。周りに人が集まるからといって、別に嬉しくもなければ鬱陶しく感じる事もなかった
本当に興味が無い。どれだけモブ共が俺に関わろうが、俺が将来コイツらを共に連れて行く気はサラサラ無いからだ。本気で眼中に無いからこその『無感情』
そんなある日のこと、名前も知らない女が放課後に大切な話があるから中庭の離れに来て欲しいと言ってきた。肩のボタンの数から、普通科の生徒だろう
「かっちゃーん！帰ろーぜ！」
下校時間、上鳴達がそう俺に話しかけてきた
「知らねぇモブ女に呼び出された。テメェら先に帰っとけ」
「お、告白かぁ？爆豪はモテんなぁ」
「なんの用かは知らねぇよ。それに、モブに告られても迷惑なだけだわ」
自分が好意を持っていない奴からの告白に、喜ぶ奴なんかいんのか？
少なくとも俺は、アイツ以外は……
「って、なんで俺がイカレ女を思い出さなきゃいけねぇんだよ！！！」
「でた、唐突の女々しさ全開モード」
告白される事は少なく無かった。様々な理由をつけて、俺に告る女達。どんな奴からだとか、どんな仕方…だとかは、もう全く記憶に残ってはいない
全員容赦無くフッているのに、次々と挑戦してくる女共は肝が据わってるんだろう
「もう行く。テメェらついてくんなよ」
「「「はーい」」」
三人に別れを告げ、教室を出て中庭を目指した
…告白、か
どんな奴らが俺に想いを告げてきたのかは忘れたが、全員が緊張しながら伝えて来たのは覚えている。俺だって、もう一度アイツに想いを告げるチャンスを手に入れたとしても、それを口にする勇気があるかどうかは別だ
……つーか、アイツには天喰先輩がいるしな。告ったとこで、俺がフラれるのは目に見えている。今更だなんて良い迷惑にも程があんだろ
「あ、爆豪君！」
人のいない外れた場所に、女は二人で俺を待っていた
「なんの用だよ」
「ごめんね、どうしても話したい事があって……」
しどろもどろとした話し方と、目を合わせないコイツに「あぁやっぱ告白か」と冷めた目で見下した
そういや、アイツは俺に好意を伝える時はこんなんじゃなかったよな。
しっかり目を見て、堂々と「好き」とハッキリ伝えてきた
いつだって、どんな時だって、俺にも出来ない告白を平然とやってのけたんだ
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みや(プロフ) - 完結か〜嬉しいようでなんか寂し〜お疲れ様でした！この作品大好きでした (2022年12月4日 15時) (
レス) @page49 id: d14e70aafc (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白かったです！今後とも応援しています！頑張って下さい！(*´ω｀*) (2022年5月22日 3時) (レス) @page49 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
心愛(プロフ) - さいこおすぎてこうふんしてます涙よかっあら、つづきとか他きゃらもみらいです！ (2022年3月8日 2時) (レス) @page49 id: 79fe9dbf9c (このIDを非表示/違反報告)
黒兎(プロフ) - 鬼羅さん» 完結まで着いてきてくださってありがとうございました😭♡こんなイカれ主人公を最高だなんて…！ありがたすぎます🥺🥺🥺鬼羅様に楽しんで頂けて嬉しい限りです✨コメントありがとうございました˚✩* (2022年3月3日 18時) (レス) id: ff68e7370f (このIDを非表示/違反報告)
鬼羅(プロフ) - 完結お疲れ様ですぅ〜😭ストーリー最高でしたっ!!主人公ちゃんが何より可愛かった…本当にお疲れ様でした!!初コメ失礼しました🙇♂️ (2022年3月3日 3時) (レス) @page49 id: 0076feca63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒兎 | 作成日時：2022年2月20日 14時
