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1話 ページ2

『おぉっと、今日もやってきてしまったみたいだなー』




普通に道を歩き、曲がり角で突然知らない道の真ん中に座り込んでいた。



これはもう、お約束のトリップだ。




『もうさー、ツッコミとかはないよ?ないんだけどねぇ・・・・・・』




せめて事前に言うとかしてほしい、と切実に思う。今回のように歩いていて・・・・・ならまだいいが、風呂の時とかにトリップしたらどうするんだ。



体質が体質なので、恒例行事くらいにしか思ってない。




『んで、ここは何処かなぁ?』




見たところ、普通に元の世界と似たような感じだし、少なくともすぐに死ぬようなことはあるまい。



ひとまず、道行く人に場所を聞くことにした。




『こんにちは、ここが何処か教えてもらえますか?』



「ん?ここは米花町だよ。迷子かな?」




そのとき、サッと血の気が引くのを感じた。



あれじゃん?すぐに死ぬようなことがないわけないじゃん?むしろ犯罪トップじゃん?




『あ、あははー、迷子っちゃ迷子ですよー』




ヤバイヤバイヤバイ、と頭のなかでぐるぐるリピートする。



ここは名探偵コナンの世界だと無事わかったところで、回れ右。



・・・・・しようとしたところで、その人にがっしり肩を掴まれた。




『・・・・・・何ですか?』



「いやぁ、迷子なら俺が案内してあげようと思って」



『結構です』




どうにか離そうと頑張るが、全く離れる気配がない。



力強いなこの人!!




「どう?案内される気になった?」




笑顔での問い掛けに、もう諦めるしかないことを悟る。




『わかりましたよ。お願いします』



「うんうん、頼まれた」



『・・・・・一応名前は教えますね、一之瀬です』



「あ、俺は萩原。よろしくー」




・・・・・はい?

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黒月夜*(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます!警察学校組は救済しないと精神的にキツイので、自己満足みたいな感じですが救済させてもらいました!これからも読み続けてもらえると嬉しいです! (2019年3月13日 23時) (レス) id: f34cbf336c (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです 。私もすぐに道に迷います 。警察学校組好きなので救済設定なのが嬉しいです (2019年3月13日 19時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
柊苺(プロフ) - 苺「そんなことするくらいなら、私が犠牲に……つ」 (2019年2月24日 8時) (レス) id: 30ac6fcd11 (このIDを非表示/違反報告)
黒月夜*(プロフ) - 柊苺さん» 田中花子オブラート17世「でも、これしか道がないの・・・・・っ」 (2019年2月23日 22時) (レス) id: f34cbf336c (このIDを非表示/違反報告)
柊苺(プロフ) - 黒月夜*さん» ??「そんなことするなっ!」 (2019年2月23日 22時) (レス) id: 30ac6fcd11 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒月夜 | 作成日時:2018年12月26日 22時

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