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１０話 ページ11
ゼン「もうすぐだな」
橙色に染まる空を見て、ポツリと呟いた。
木々「そんなに心配しなくても、白雪にはAがいるから大丈夫だよ」
ゼン「当たり前だ・・・」
木々「それともAが心配？」
ゼン「・・・」
木々「わかりやすい反応だね」
昨日の今日で２度も木々にわかりやすいと言われるとは・・・。
ショックを受けながら、チラリと木々に目を向ける。
ゼン「木々の言う通り、白雪は勿論心配だがAに守られている以上はほぼ無傷だ」
ゼン「でもAを守る奴はいない。白雪を庇いながら戦うなら尚更」
ゼン「しかも自分の心配はしないからな・・・・・」
木々「自己犠牲の塊・・・クラリネスに来たばかりの頃よりはマシになったよ」
ゼン「だがなぁ・・・」
お前は父親か、白雪と話していた時の嫉妬はどこへいったものか。
この会話を聞いたなら、そう叫びたくなる人も少なくはないだろう。
まだまだ続くゼンの愚痴を聞きながら、未だに帰らない二人を少し心配しながら夕暮れを眺める木々。
その心配は、当たっているわけだが・・・。
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黒月夜(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます！これで外れていると思います！ (2018年4月15日 12時) (
レス) id: e6b1ea118d (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー (2018年4月15日 12時) (レス) id: 3e85bd78fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒月夜 | 作成日時：2018年4月15日 11時
