【文スト】CV宮野真○になった少女

７話 ページ9

鏡花「・・・これがAのオススメの店？」


乱歩「随分と古い建物だね」


『確かに古い建物ですけど、美味しい甘味が沢山あるんですよ！』


どうぞ、とAは店内に一歩入り、乱歩と鏡花を迎える姿勢をとる。


乱歩「！・・・へぇ、そういうことか」


乱歩はニヤリと笑い、店内へ踏み入れた。


『鏡花ちゃんもおいで？』


何やら困惑する鏡花の手をとり、一緒に入る。


『来たよ、"織田作"』


「おりゃあああああ！！」


Aが彼の名前を呼ぶと、どこからともなく掛け声と共に一斉攻撃を仕掛けてくる子供達。


突然のことに鏡花は驚き、反応が遅れる。


『だが甘い！』


子供の一人に腕を回して首を拘束し、残りの子供達には片手で背負い投げを決める。


『どうだい、今日も勝てなかったね』


うふふ、と楽しそうに笑えば、悔しそうに見上げられた。


同時に、店の奥の扉が開く。


織田作「よく来たな、太宰」


『お邪魔するよ、織田作』

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