【文スト】CV宮野真○になった少女

２３話 ページ28

『た、谷崎君と・・・』


ナオミ「今日も愛らしいですわAさん！！」


『ぐっ・・・！』


"ナオミ"というより早く抱きつかれてしまった。毎度のことながら、ナオミの速さはもはや異常ではないのか。


ナオミ「まさかAさんに会えるとは・・・ナオミ、感激ですわ！」


『わ、たしも嬉しい・・・・・けど、離して・・・・・』


谷崎「ナオミ、Aさんの魂が出かけてるから！！」


Aの口から、谷崎兄妹に向かって手を振るAの魂が天に昇りつつあった。


ナオミ「あら、いけませんわ！」


ナオミは一度Aから離れる_____




ナオミ「ハァァァァァァァァァァァァ！！！」




と、何やら気合いを込めてAの腹に拳を決め込んだ。


『ガハッ！！』


魂は引っ込むが、Aの体はくの字に曲がってその場にうずくまった。


『あ、相変わらず良い拳で・・・・・(？)』


ナオミ「これで元通りですわね！」


きらびやかな笑顔が恐ろしかった。


自分でも何度もその笑顔をしたし、何度もその笑顔を見たが、ナオミ以上に恐ろしいものは見たことない。


何度目かの拳を受け、Aは思った。

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