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story2 ページ3

海兎side

Aと別れた後できるだけ早く仕事を終わらせて家に帰った。

早くとは言っても既に5時間以上経っている。

この仕事では早い方だと思う。夜勤が入ってないだけマシだ。

「流石に疲れて寝てるかな…。」

帰りながら呟いた言葉は静かな夜の闇に響いて消えていった。


ガチャ

「ただいま〜…って聞こえないのか…。」

廊下を抜けリビングへ行くと案の定ソファでAが寝ていた。

俺を待っていて寝落ちたと考えるのが妥当だろう。

すまないな。

「……周りから見たら普通の少年なのに何で…病気にかかったのがお前なんだろうな…。」

Aの髪を撫でながら呟く。

頬を少し熱いものが伝っていった。

その後俺はAをベッドまで連れて行き、その横で一緒に寝た。

朝また話そうと思いながら。

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:クロスケ | 作成日時:2019年3月25日 1時

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