春、僕らは恋をする。【オリジナルBL】

story12 ページ13

『海先生、僕に隠してること全部話して。』

『何も隠してないよ。』

海先生は嘘をつく時目が一瞬見開くんだ。

分かりやすくて良かった……。

今回は。

『僕は隠して欲しくない。何であってもそれは変わらない。』

少し顔を歪ませて困った顔をする。

『わかった。話すよ。だけど最後はAが何を大切にするか、だからね。』

『大切なものくらい決まってる。』

僕は生きる為ならなんでもする。

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