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3話 ページ3

「俺と彼女は契約を結んでいる。
鍾離()とではなく、岩王帝君()との契約だ。
それは神の心と同時に手放したから、話すことは可能だが、俺の罪滅ぼしなんだ。いくら旅人でも…話せない。」

鍾離の目には少なからず申し訳なさが浮かんでおり、旅人は鍾離を数秒見つめてから、「分かった」と小さく口に出した。



「ほたるぅ、どうすればいいんだ、?」

パイモンが頭を抱える。それもそのはず。

だって、後に向かった辛炎は目を逸らしながら"知らない"と、雲菫は"申し訳無いけど、口封じされてるから言えない"と言われてしまった。

「A、4人で活動してたって言ってたよね?

残りの3人を探すしかないんじゃないかな」


「そうだな………でも、1から探すなんて…」


無理だ…とパイモンが口を開こうとした瞬間、聞き馴染みのある柔らかい声が聞こえてきた。


「旅人さん。Aさんについてお探しでしょうか?」

「甘雨!!!」


背後から静かにやってきた彼女にパイモンと旅人は少しばかり驚くが、すぐさま期待の籠った目と変わる。

「Aについて、教えてくれるのか!?」

「はい。私は彼女を初めとしたアーティストではありません。ですから、口止めなどはされませんでした。
……ただ、彼女を思い出すと少しばかり胸が痛みます。」


寂しげに瞳を揺らした甘雨は、少し口を噤むんでから、"弧雲閣にでも行きませんか?"と声をかけた。




___弧雲閣


「璃月が神の…岩王帝君の国から、民の国へと移り代わったことはご存知ですよね?
オセルの件は、改めてお世話になりました。


帝君は、数十年ほど前から、どのタイミングで民の国にしようかと考えていらしたそうです。

そして、民の国にするためには、基盤をしっかりさせないといけない。そのため、璃月になるべく多くのアーティストを呼び込んだそうです。


彼女……Aもそのうちの一人でした。

彼女はもともとモンド生まれでしたが、岩王帝君の誘いで璃月で歌うこととなりました。


私も、初めの彼女の演奏は責務の間にちらりと聞いただけでした。

しかし、その数秒でも彼女の曲には人を惹きつける力があったのです。



ですから、あんなことになってしまうなんて…………」



きっと、Aが手を負傷させた件だろう

岩王帝君逝去の知らせが届いた時のような甘雨の声は聞いてる方が悲しくなってくるような声だった。

4話(会話文多)→←2話



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黒瀬(プロフ) - 藤田瑠那さん» プロフのとこからボードで一言やって貰えればなて思いま、!! (8月12日 19時) (レス) id: b944b3c5f4 (このIDを非表示/違反報告)
藤田瑠那(プロフ) - コミュってどこから来ればいいですか? (8月11日 19時) (レス) id: 267f7c0d2e (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 藤田瑠那さん» えよろしいんですか!?!お願いしたいです、!あまりコメント欄での雑談は好かれないらしいので御手数ですがコミューに来てもらってもよろしいでしょうか、?! (8月11日 14時) (レス) id: b944b3c5f4 (このIDを非表示/違反報告)
藤田瑠那(プロフ) - 私もう黒瀬さんとフレンドになりたいです! (8月10日 23時) (レス) id: 267f7c0d2e (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - おにぎりぎ*さん» 返信遅れてすみません!!!え!フレンド!!いいんですかッッ!?(過呼吸)良ければなりたいです!こんな人ですがならせてくださーーっ! (8月10日 14時) (レス) id: b944b3c5f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒瀬 | 作成日時:2022年11月24日 17時

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