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あのあとイヤイヤで何とか手伝わせて




今私の家となっているマンションに付きました
因みに歩きで来ました




重たい荷物をもっているとエレベーターに乗っているときって
何か至福に感じるの私だけ?
だっていったん荷物降ろせるじゃん、手や腕が楽になるんだよね〜




「前、お前の家に行った時、ここじゃなかったよな」



『また引っ越したんだ、お兄ちゃんの都合で』




...兄ちゃんの仕事ご存じのとおり色々複雑だから




「お前んとこ、どんだけ引っ越すんだよ」



『まあいいのいいの』



「で、今回は何階の何号室」



『えっとねー、今回は18階の4号室隅っこだよ〜、しばらくは引っ越さないって言ってたから
まぁしばらくは此処が私たちの家になる』



「そういえば何だかんだ言って俺Aの兄ちゃん
小学校3年生の授業参観の時1回だけ見たことあるけど、
それ以外でもう一度も見てねな
その時の洋装は確か、お前と同じ白髪でショートでネック付きの灰色パーカー着てたな」



『よくそこまで覚えてるねー私なんか完全に忘れてたよ』




そういえば忘れてたけど確かにあの時のお兄ちゃん全力の変装で来てたな
あの時は目の色とか声とか顔まで違ってたから最初は全然気がつかなかったけど
匂いと雰囲気で分かったんだよな




周りのヤツらに「お前のところの兄妹全然似てねぇ!!!」って騒がれたんだよな
で、お兄ちゃんが少し半ギレして近くにあった
誰かの水筒をニコニコ笑顔のまま握りつぶして大騒ぎ(主に親達が)




あぁなんか余計なことも思い出した




「探偵だからな、記憶力はいいんだよ」



『本当にそうだね』



そのおかげで余計なことも思い出したが?




ウィィィンと開くエレベーター
あぁもう着いたのかとか思いながらまた重たい荷物を持つ
4号室なのでしばらく歩くと私の今の家だ




ギリギリ空いている手を器用に使って鍵を開ける


ガチャッ
そして最後に私がいつか言って見たかった言葉を言うだけだ




『さぁどうぞ
兄と私の愛の巣へ』





「......お前そうゆうの止めろよ」



『1度言ってみたかったんだよねぇ』

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わったー(プロフ) - 続き書かないんですか?いい作品なのに...。更新求む!!お願い!! (2020年2月6日 22時) (レス) id: d2c32b8c6a (このIDを非表示/違反報告)
宮川春乃 - 面白いです!ジン好きです!頑張ってください! (2019年12月2日 18時) (レス) id: 248d3c8423 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 同じく9話に誤字がありました。「遅な」ではなく、「遅いな」です。 (2019年4月28日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 9話にも誤字がありました。「sabe」ではなく、「side」です。 (2019年4月28日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 8話にも同じ誤字がありました。 (2019年4月28日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねじふく x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 23時

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