#1 転校生は超絶級。 ページ1
カルマside
前期中間テストが終わった次の日。全員の元に一斉メールが送られてきた。
「おはよう。カルマ君！」
「おはよう。渚君」
渚君は一斉メールに興奮しているのか、少し嬉しそうな顔をしていた。
「今日の一斉メール見た？」
「うん。転校生くるんだってね」
「そう、しかもあの日本帝鬼軍だよ！噂では不思議な力を持ってるらしいけど.....どんな人だろう」
「まぁどんな奴だろうと、普通じゃ無いだろうねェ........」
俺は空を見上げて考えた。
＿＿＿＿＿＿日本帝鬼軍。
主に、世界に散らばるバケモノ達を排除し、吸血鬼と戦う軍隊。
中には吸血鬼殲滅部隊もいるとか........
そう。俺達のいる世界には、吸血鬼というバケモノが存在する。
人間の血を吸って生きてきた吸血鬼達は、俺達人間を家畜にしようとしているらしい。
........まぁ、この街には関係無いのだが。
♥♥♥
朝のホームルームが終わり、いよいよ転校生がくる時間になった。周りにいる生徒が騒がしくなる。
「えー、皆さん。今日転校生が来ることは聞いていますね？」
殺せんせーが、触手をうねらせて教壇に上がる。
「殺せんせー、女子だよな！？」
岡島は興奮気味で殺せんせーに聞いた。そして、女子はそれにドン引きするというのがいつものパターン←
「ええ、女子です。しかも、あの日本帝鬼軍ですよ〜ﾇﾙﾌﾌﾌﾌﾌ」
「えー！あの有名な！？」
「マジで？なんでこんなところに！？」
日本帝鬼軍と聞いた生徒達がさらに騒がしくなる。
(そこまで偉くないと思うけどなぁ、日本帝鬼軍って.......)
「では、入ってきてください」
【......ガラッ】
教室に入ってきたのは、髪を胸元まで伸ばした綺麗な女の子。脚がスラリとしていて、まるでモデルのようだった。
「ではAさん、自己紹介を」
『黒崎Aです。日本帝鬼軍から来ました。よろしくお願いします』
彼女は冷徹な顔ででそう言った。
「えー、Aさんの席はカルマ君の隣です」
『はい。せんせー』
Aは頷くと、足音を立てずに近づいて来る。
『........』ﾁﾗｯ
「っ」
なんだ、今の........
何もかも見透かすような鋭い瞳に、俺は圧倒された。
......まるで、鬼にでも睨まれたような。
そして、平然と前を見る彼女に聞かれないよう呟いた。
「........ヘェ、結構面白そうじゃん」ﾆﾔｯ
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たけち - 続きが気になります (2019年7月13日 0時) (携帯から) (
レス) id: 06009c9279 (このIDを非表示/違反報告)
黒崎メア(プロフ) - ミナさん» コメありがとうございます！めっちゃ嬉しいです。これから伸びるように頑張りますq(^-^q) (2018年7月27日 18時) (レス) id: 970964fd31 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 終わセラと暗殺教室のコラボは全然無いのでこれからどんな物語になるのか楽しみです！更新頑張ってください！！ (2018年7月27日 11時) (レス) id: f2cf5d02cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：#ゆるめぁ | 作成日時：2018年7月25日 17時
