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今日は入学式。
先生の話は相変わらず長くて小さく欠伸をした。
先生「では代表者、観月A」
『はい。』
返事をしてゆっくりと前へと進む。
代表者は入校試験で最も優れた人が挨拶をする決まりらしい。
正直めんどくさかった。
『━━━━━━━、以上で終わります。』
適当に考えた文を読み終え自分の席へと戻った。
そして入学式が終わり各自、教室へと向かう。
席につくと隣の人から話し掛けられた。
?「初めまして、これからよろしくね」
『はい。よろしくお願いします。』
?「あ、俺は諸伏景光。」
『……観月A』
素っ気なく答えると諸伏さんは気まずそうに頬を掻きながら苦笑いしていた。
(ああ、この人はきっと私と真逆の人だな。)
私は直感でそう思った。
お人好しで纏め役に最適だろうとも思った。
この出会いが人生を変えていくことをまだ私は知らない。
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作者名:朔弥 | 作成日時:2019年12月2日 17時