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ふと横から視線を感じた。
チラッと見るとコナンくんと沖矢さんがじっとこっちを見てた。
(え?何?もしかしてバレた?)
安「お待たせしました。ハムサンドと珈琲です」
タイミングよく私たちが頼んだ物が来た。
それをもぐもぐと必死に食べていた。
ベ「A?そんなに急いでると喉に詰まるわよ?」
と聞こえないようにコソッと喋った。
『大丈夫よ。それよりコナンくんと沖矢さんにバレてるかもしれない。なるべく早く出よう?』
ベ「そうね。そうしましょうか。」
ぱぱっと食事を済ませレジへと向かった。
会計をしてくれたのは安室さんだった。
ベル姉は先に店から出た。
私よりもオーラがあるからね。
すると安室さんがぼそっと私に話しかけた。
安「Aさん、あれから大丈夫ですか?」
やはりバレていたか。
私はお金を払い『大丈夫です』とだけ返して店を出た。
『お待たせ。やっぱりバレてたや』
ベ「みたいね。結構こっちを見ていたものね。」
『これで暫くまた来れないかなぁ』
残念そうに言うとベル姉はよしよしと頭を優しく撫でてくれた。
(ありがとう、ベル姉)
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作者名:朔弥 | 作成日時:2019年9月16日 19時