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組織へ戻るとみんな帰ってきていた。
相変わらずギムレットはジンにベタベタしている。
昔ならすぐに銃を出して殺そうとしてたのに、今は凄い嫌そうな顔をしながらも銃は抜かない。
(それだけギムレットが大事なのかな…、)
なんてネガティブになってしまう。
こんな自分が嫌になりそうだった。
私はその光景を見ないように横を通り過ぎようとした。
ジ「おい、A。」
名前を呼ばれて嬉しいはずなのに、今では苦しくなる
『なんですか』
(違う。本当は嬉しいのに、)
ジ「何怒ってんだよ。」
『怒ってないです。何も無いならもういいですか?私に構わずギムレットといちゃついてればいいんじゃないですか?では。』
(そんなこと言いたいわけじゃないんだ…っ、)
泣きそうになりながらも私はジン達に背を向け自分の仕事部屋へと戻った。
ちゃんと誰も入ってこないように鍵をかけて。
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作者名:朔弥 | 作成日時:2019年9月16日 19時