黒の組織が好きな女の子が異世界転生した話【名探偵コナン】Part2 (ページ48)

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No.side

一方その頃、残された人達は改めて話をしていた。

萩｢俺は萩原研二。俺らは降谷とは警察学校で同期だった。｣

伊｢俺は伊達航｣

松｢松田陣平だ｣

諸｢諸伏景光だ、黒の組織に潜入捜査していてコードネームはスコッチ。｣

降｢それで、お前達はなんで生きている？｣

松｢俺ら全員彼奴に助けられたんだ。｣

諸｢俺に関してはライも知っているだろう？｣

赤｢ああ、俺は丁度いたからな｣

降｢だったらなぜ本当の事を言わない！｣

赤｢言ったらエムは組織に殺されていた。スコッチを助けた奴だ。殺させる訳にはいかないと思ったんだ。｣

諸｢俺らに名前や戸籍もくれて。住む場所も何もかも俺達のためにくれたんだ。｣

松｢これからもずっと一緒だと思ってたんだがな。｣

伊｢俺たちだけだったのかもな｣

萩｢それは違うと思うぞ？｣

コ｢どうしてそう思うの？｣

萩｢彼奴は自分の事よりも他人を優先させるんだよ。だからこのままだと黒の組織に狙われかねない。｣

諸｢だから俺たちを降谷達と合流させて危険がないように離れたって事か。｣

降｢そんな、黒の組織の幹部だぞ？有り得ない！｣

伊｢だが、こうして俺達は生きている。それは紛れもない証拠なんだ。｣

松｢あと、彼奴は任務から帰ってきた時に毎回泣いてたぞ？それでも毎日を頑張ってた。｣

萩｢泣いてた！？知らなかった、｣

松｢だろうな。｣

諸｢根っから優しいからな。Aちゃんは。｣

コ｢待って！？Aちゃんって、？｣

松｢知らねぇのか？エムの本当の名前｣

コナンと平次と降谷は首を横に振った。
けど、赤井は違った。

赤｢エムはAAだろう？｣

萩｢赤井は知ってたんだな？｣

赤｢薄々勘づいてただけだ。｣

降｢嘘だ、あのAさんがエム、？｣

皆が驚いていた。
其処で聞いた名前は皆がよく知る人物だったから。

降｢とりあえず此処から出よう。｣

コ｢そうだね！とりあえず僕の家においでよ！赤井さんいい？｣

赤｢ああ、問題ない。｣

そうして全員で工藤宅に向かった。