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まるで子供だ。
織田は津島A、もとい太宰Aに初めて会った時の第一印象だ。
拳銃を突き付けられた状態にもかかわらず、津島は無邪気にはしゃいでいた。
殺意はないので、織田は拳銃を仕舞った。
「もしかして、太宰が云っていた双子か?」
「話は聞いているのだね。
そう、僕は太宰A。治と区別する為に津島って呼ばせてる。よろしく、織田作」
「あぁ」
「それより何故僕が治じゃないって分かったのだい? 初対面の人は絶対分からない筈なのに」
不思議そうに見上げる津島に、織田は少し困った顔をする。
「? 確かに似てはいるが、二人ともちゃんと区別できると思うが? あと、津島の方が太宰より声が高い」
「……そんなこと、生まれて初めて云われたよ」
すると、津島は携帯電話を取り出して何処かへ掛けた。
「……あ、治? 今すぐ来て。今織田作と一緒なのだけど……」
電話を掛けてから数分後、太宰が合流した。
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ネコぱふぇ(プロフ) - 光華さん» 率直な感想ありがとうございます。 (2020年10月31日 22時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - もうほんと、最高!! (2020年10月31日 6時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - マナさん» ありがとうございます。 (2020年10月22日 17時) (レス) id: f468936552 (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - すごく…タイプです… (2020年10月22日 16時) (レス) id: da5e25c6ab (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - 紅寧さん» 黒の時代の太宰を更に拗らせたドSです。とことん他人を虐めるのでどうぞよろしくお願いします。 (2020年10月12日 21時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネコぱふぇ | 作成日時:2020年9月26日 23時