妹、迷子 ページ28
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虎杖Aは困っていた。
地下での訓練の休憩がてら、悠仁の他一年へ差し入れを届けることとなったのだ。
「今の時間、恵と野薔薇は二年と一緒にグラウンドで訓練してるから、これ持ってって」
『分かりました』
「A、彼奴らの様子見、後で聞かせて」
『うん、行って来まーす』
意気揚々と差し入れのクーラーボックスを携え、地下を出て歩みを進める。
暫く歩いてから、はたと気付いた。
『……グラウンドって何処?』
虎杖Aは困っていた。
只今、高専内で迷子になっていた。
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「あ」
「どったの? 先生」
「Aにグラウンドの場所教えてなかったなって」
「えぇ〜っ! 大丈夫かな?」
「ま、困ったら連絡して来るでしょ!」
「A、ケータイ忘れてったけど」
「あー……」
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愛菜(プロフ) - 脹相大好きなので妹ちゃんとの絡みが待ち遠しいです…!! (2021年3月31日 4時) (レス) id: 6adb5175f1 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ - すっごい面白かったです!更新頑張ってください!! (2021年3月16日 23時) (レス) id: eb3104731e (このIDを非表示/違反報告)
ムスビ - 最後まで描き続けてください誤字てしまったので書き直しました (2021年3月12日 10時) (レス) id: 7c4a754810 (このIDを非表示/違反報告)
ムスビ - この小説は最後まで続けて欲しいですだから絶対かかったきてください応援しています (2021年3月12日 10時) (レス) id: 7c4a754810 (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - ムスビさん» 嬉しいコメントありがとうございます! 頑張ります! (2021年3月11日 22時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネコぱふぇ | 作成日時:2021年1月27日 23時