始まり ページ8
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突如、上空から強烈な蹴りが落ちて来て、Aと荼毘の間の地面を割った。
「ニュース見て“跳んで”来たぜ！ てめぇ連合だな！ 蹴っ飛ばすっ！」
ナンバー４ヒーローのミルコが跳ね、上空で高らかに言い放った。
「ったく、良い所だったのに……氏子さん」
荼毘が襟を摘まんでそう言うと、口からヘドロの様な物が現れた。
Aも経験がある、ワープするヘドロだ。
「また今度な、ナンバー１。いずれ話せる機会が来るだろう。その時まで、精々頑張れ」
――死ぬんじゃねぇぞっ！！ 轟炎司っ！！
ミルコがヘドロごと荼毘を蹴るが、既に姿が無かった。
「これって、神野ん時のあれじゃねぇか」
『連合メンバーの、誰かの個性だと思います』
「とりあえずは、一件落着っぽいですね」
「……いや、これは、始まりだ」
『……あっ！ エンデヴァーさん、兎に角治療をしないとっ！』
Aはフードとマスクを外して黒炎から白炎に切り替えた。
エンデヴァーに近付いて白炎で治療を始める。
『他の救護チームもこっちに向かっています。その間、白炎で治療します』
「あぁ、すまない……」
「……」
エンデヴァーを治療するAを、ホークスがじっと見つめていた。
視線に気付いたAがふと顔を上げる。
『あ、すみませんホークスさん！ エンデヴァーさんが終わったら治療します！』
「あー良いよ俺は。怪我軽いし。エンデヴァーさんに集中してあげて」
『はい、分かりました』
ヒラヒラと手を振ってホークスは少し二人から距離を取った。
(あの子が静火さんの……)
ホークスは離れた所から再度Aに視線を向けた。
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ねん - 一気に読ませていただきました！更新楽しみにしてます！ (7月30日 22時) (
レス) id: 687647fd71 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 白炎のヒーロー更新ありがとうございます！設定や夢主の性格が本当に好きで、また見れて嬉しいてす！これからも頑張って下さい〜！ (2023年4月20日 23時) (レス) @page1 id: 925a09eca2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネコぱふぇ
| 作成日時：2023年4月20日 23時
