ヴィラン ページ6
.
「お前が居るとは聞いてねぇ」
荼毘はエンデヴァーとホークスを青い炎で囲った。
「敵連合……荼毘。スナッチを殺したそうだな」
「スナ？ 誰だっけ？ んなことより少し話そうぜ。折角の機会だし」
臨戦態勢を取ろうとエンデヴァーが立ち上がろうとするが、既に個性も体力も限界だ。
傷も浅くはない。
「休んでて下さい。俺、やります。雑魚羽しかありませんけど、時間稼ぎくらいは……」
「勘弁してくれよ。そこの脳無を取りに来ただけなんだ。俺が勝てる筈ねぇだろ。満身創痍のトップ２相手によ！」
炎を構えた荼毘が走り出した、その時、
――ゴォッ！
荼毘の背後、青い炎の壁が黒い炎に飲み込まれた。
「「「っ！？」」」
突然の事に、荼毘が足を止め後ろを振り返った。
すると、黒い炎を掻き分け、黒いフードを被った者が現れた。
そのままの勢いで、炎を纏った蹴りが荼毘目掛けて突き挙げられる。
寸前の所で荼毘は体を反らし、蹴りを避けた。
その人物はエンデヴァーとホークスを庇う様に、前に出た。
『大丈夫ですかっ！？ エンデヴァーさん！ ホークスさん！』
黒炎状態のAが二人に振り返った。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 242人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねん - 一気に読ませていただきました！更新楽しみにしてます！ (7月30日 22時) (
レス) id: 687647fd71 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 白炎のヒーロー更新ありがとうございます！設定や夢主の性格が本当に好きで、また見れて嬉しいてす！これからも頑張って下さい〜！ (2023年4月20日 23時) (レス) @page1 id: 925a09eca2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ネコぱふぇ
| 作成日時：2023年4月20日 23時
