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家入Side
高専へ来ての初めての誕生日会。
私が無茶なことを言ったにもかかわらず、
律儀な奴だ。
みんなで鍋食べて酒を飲んで。
そう言えば、五条が私の酒を水と間違えて飲んで、口から吐き出してたな。
あれは笑えた。
そんな懐かしい思い出に浸っていた時、医務室のドアが開いた。
「やっほー硝子、誕生日おめでと。はいプレゼント」
「お、毎年悪いな」
五条は毎年私の誕生日に高い酒を持って来てくれる。
自分は全く飲めない癖に、いつも良いものを選んで来るのだ。
「同期の誕生日くらい祝わせてよ」
「お前も律儀になったものだな。明日は槍でも降るのか？」
「僕は当たらないから平気」
「ははっ確かに」
「いやそこはツッコもうよ、家入さん」
そんな声が聞こえて入り口の方を見れば、虎杖が立って居た。
その後ろには他の学生も居た。
「自分だけとか狡いでしょ」
「そうよ。ホント人の事考えないんだから」
「何言ってんの。僕はいつどんな時でもナイスガ――」
「御託は良いからさっさとそこ退けよ」
「しゃけ、高菜」
「はいはいそこ通りますよー」
「ねぇみんな酷くない？」
パンダに端の方へ避けられる五条を見つつ、部屋に入って来た学生たちが私の前に立つ。
「「「硝子さん、誕生日おめでとうございます」」」
「「おめでとうございます！」」
「あぁ、みんなありがとうね」
学生たちに祝って貰えて、何だかむず痒いが悪くない。
「ねぇ硝子さん、今夜空いてます？ みんなでご飯食べましょうよ」
「何なら悟の奢りとかでも良いんじゃないか？」
「え、そこ僕の財布なの？」
「ケチケチすんなよ。今度こそザギンでスーシーよ」
「何でお前が決めるんだよ。硝子さんの誕生日だろ」
ワイワイと話すなか、虎杖が高らかに手を挙げた。
「はいはーい、俺鍋が良いっ！」
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金平糖 - セーイチ君大好きですwすいません...五条と夏油別で少しピンクなやつみたいです...!応援しています!! (2022年2月26日 0時) (
レス) @page41 id: d9f31616d6 (このIDを非表示/違反報告)
びんぬ(プロフ) - とても面白いです！ 芸能パロ出来たらお願いします (2022年2月5日 13時) (レス) id: fca2d1816a (このIDを非表示/違反報告)
hina galeliya(プロフ) - ありがとうございます、面白かったです笑 次の作品期待してます！ (2022年1月14日 22時) (レス) @page35 id: 6792595ba8 (このIDを非表示/違反報告)
家具が高い - リクエスト分けたんですね！面白かったです！ (2022年1月10日 18時) (レス) @page28 id: c06f6fba38 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - セーイチ君死なないでください( ´Д`) (2022年1月9日 12時) (レス) @page4 id: cddd8979ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネコぱふぇ
| 作成日時：2022年1月8日 23時
