呪われているかも ページ2
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『……』
朝、教室へ入ると須田が机に突っ伏していた。
それを最初に対面した夏油は、挨拶をしながら席に着いた。
「おはよう、誠一」
『……んー』
「具合い悪いのかい?」
気怠そうに手を挙げて反応したが突っ伏したまま。
夏油が心配して尋ねると、須田は上体を起こし、椅子に寄り掛かって天井を仰いだ。
『……夏油、俺は呪われているかもしれない』
「は?」
唐突な言葉に夏油は目を見開いた。
『ここ一週間、夢にばーちゃんが出て来るんだ』
「お婆様が?」
『滅茶苦茶ブチキレてて、その間ずっと正座させられて……朝起きると足痺れて起きるんだ』
はぁ〜と溜息を吐いて手で顔を覆ってしまった。
「……それ、は……うん」
夏油が困った表情で何か言ってあげようとしている。
その時、遅れて五条と家入が入って来た。
「あ? 何だお前等」
「悟、硝子、それが――」
夏油が困って二人に事情を説明した。
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金平糖 - セーイチ君大好きですwすいません...五条と夏油別で少しピンクなやつみたいです...!応援しています!! (2022年2月26日 0時) (レス) @page41 id: d9f31616d6 (このIDを非表示/違反報告)
びんぬ(プロフ) - とても面白いです! 芸能パロ出来たらお願いします (2022年2月5日 13時) (レス) id: fca2d1816a (このIDを非表示/違反報告)
hina galeliya(プロフ) - ありがとうございます、面白かったです笑 次の作品期待してます! (2022年1月14日 22時) (レス) @page35 id: 6792595ba8 (このIDを非表示/違反報告)
家具が高い - リクエスト分けたんですね!面白かったです! (2022年1月10日 18時) (レス) @page28 id: c06f6fba38 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - セーイチ君死なないでください( ´Д`) (2022年1月9日 12時) (レス) @page4 id: cddd8979ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネコぱふぇ | 作成日時:2022年1月8日 23時