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『次は梅雨ちゃん……あれ？』
「って、そう言や梅雨ちゃんいねぇな」
お部屋披露大会が始まった時から姿が無い蛙吹。
「あ、梅雨ちゃんは気分が優れんみたい！」
「優れんのは仕方ないな」
そう言って他の部屋へ進んで行く。
「……」
チラリと蛙吹の部屋を見て、麗日も皆に続いた。
「次は八百万か！」
「それが……私見当違いをしてしまいまして……」
そう言いながら八百万がドアを開ける。
「少々手狭になってしまいましたの」
どでかい天井付きベッドが部屋の大部分を占領していた。
「でけぇーっ！！ 狭っ！ どうした八百万っ！？」
「私が使っていた家具なのですが……まさかお部屋の広さがこれだけだとは思っておらず……」
((お嬢様なんだね))
『でもギリギリ入って良かったね』
「そこなのか、燈堂」
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作者名：ネコぱふぇ
| 作成日時：2020年6月28日 11時
