□ほうせき11 ページ13
夜の9:30
A「ふぁ〜」
疲れた。とりあえずあくびをする。
シラユキ『お風呂入って寝る?』
A「いいえ。やりたいことが沢山あるの。」
そういって、スケッチブックと鉛筆を一本持つ。
シラユキ『その様子だと絵を描きにいくのね。』
A「えぇ。今日は来た日だし、満月だし。ちょうどいいでしょ。」
シラユキ『そうね。私もついていくわ。』
そういって、中庭にあるベンチに座る。
シラユキ『夜だし、誰もいないわね。』
A「そうね。」
スケッチブックに縦線と横線を引き、下書きをする。
それを静かに見つめるシラユキ。
シラユキ『綺麗な下書きね。』
A「下書きに綺麗という字はないわ。」
シラユキ『本当に絵が好きなのね。』
A「まあね。」
そうして本書きをしていく。
1時間経過。
A「出来たわ。」
シラユキ『凄い!どこの画家よりも凄いわ!』
A「ありがと。じゃ、帰りましょ。」
そうして、レディパレスに戻った。
まさか絵を描いていたとき、ずっと誰かに見られていた事を知らずに。
A「お風呂に行ってくるわ。」
11:00
お風呂から上がり現在ベッドの上でございます。
ジュエルポットからある音楽を流し、服のデザインの書いてあるスケッチブックと鉛筆を持ち、色鉛筆を枕もとにおく。
シラユキ『その音楽って』
A「私の姉のね、ダイアナのオルゴールの曲なの。」
シラユキ『なんか聞いたことあるの。』
A「気のせいよ。今日は……テーマは蝶ね」
シラユキ『テーマ?』
A「そう。毎晩、寝る前にテーマを決めて服のデザインを書いているの。」
シラユキ『そっか。遅くならないようにね。』
そういってシラユキは一人布団の中に入った。
私も蝶をイメージして素早く済ませ寝ました。
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ユウナ(プロフ) - 面白すぎるので是非更新お願い致しますm(*_ _)m (2019年2月21日 17時) (レス) id: f1aa1ce79c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あろま | 作成日時:2018年1月18日 9時