第139話 不可解な出来事 ページ42
次郎「ふぅーん、そんな事がねえ」
付喪神の一件後、私は次郎ちゃんにこの事が初めてではない事を事細かに説明した。
A「前にもこういう事があって…これ以外にも誰かの視線を感じたり音は聞こえたりして」
次郎「髭切と膝丸に見てもらったけど、その時は2人ともなんとも言ってなかったんだろう？」
A「うん。もう一度、調べ直した方が良いかもしれない」
次郎「そう言えば、まだアイツらに探してもらってないところがあったね」
真剣な面持ちでこちらの瞳を見つめながらそうつげられ、直ぐに誰の部屋か理解した。
A「前の…………」
次郎「そ、�犖擬膈瓩良�屋。」
歩きながら話そう、と一言いって次郎ちゃんが私の手を握って長い渡り廊下を歩き始める。
やっぱり男の人なのだなと思うと同時にそんなことを言ったらデコピンを食らうだろうと言うのは止めにした。
次郎「さっきも言ったんだけどさ、暫くは近侍と夜を過ごした方がいい。その方が安心だろう？」
A「……」
次郎「また一悶着ありそうだとか思ってるだろ、安心しな。アタシから鶯丸に言っておいてやるから」
次郎ちゃんの手が離れ、ぽんと肩に手を置かれる。
大部屋まであと少しというところで私は柄にもなく大声をあげてしまった。
A「な、何で鶯丸!?!?」
清光「あ、主〜〜〜!!!」
遠くの方で襖が勢いよく開く音と、清光が私を呼ぶ声が聞こえた。
次郎「長い付き合いなんだろ？安心じゃないか。ほれ、行っといで」
軽く背中を押され、振り返って次郎ちゃんを見る。
いつも通りどっしり構えて居ながらも綺麗な次郎ちゃんだった。
A「ありがとう次郎ちゃん。もう少ししたらお酒呑もうね」
私の言葉に一瞬きょとんとした後あははと手を振って兄貴の所に行くからと行ってしまった。
清光「あーるじっ！」
A「わっ!?清光！」
抱きついてきた清光を見てギョッとする。
何故かと言うと、彼の顔には返り血が付いていたからだ。
清光「あ、これ？皆と鶴丸絞めたんだよね」
絞めたを強調しにこやかにスマイル。
A「だ、誰を…………？」
鶴丸「ぐっもーにん」
テンションの低い声が聞こえた方を見てみるとそこにはモザイク修正増しましの鶴丸が立っていた。
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勝比古さん書きました
http://uranai.nosv.org/uploader/common/6/8/4/6848c8114d3f16075c9bbf8f09ec8d2b.jpg
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黒コマ先生 - 続きが見れない｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年1月30日 1時) (
レス) id: 84aaed6e82 (このIDを非表示/違反報告)
はみゅんが - 凛刀さん» コメントありがとうございます！このままは無いです！（笑）これから鶴丸諸々可哀想な展開が続きますが最後は�爐�っと�瓮魯奪圈璽┘鵐匹覆里�(｀･ω･´)激励のお言葉ありがとうございます、楽しんでいただける様に頑張って更新します！ (2017年8月23日 14時) (レス) id: 5290d80f40 (このIDを非表示/違反報告)
はみゅんが - いふじ┏(┏^o^)┓さん» コメントありがとうございます！新章では鶴丸が可哀想なくらい報われなかったり、黒鶴に続いて空狐が出てきたりと絶望が続きますが挽回してくれるのが皆です！（笑） (2017年8月23日 14時) (レス) id: 5290d80f40 (このIDを非表示/違反報告)
はみゅんが - 水李@nﾆｼﾞｮｳyさん» コメントありがとうございます！これから鶴丸がかなり可哀想になる展開が続きますが、きちんと報われるので(たぶん)楽しんでいただける様に頑張って更新します！ (2017年8月23日 14時) (レス) id: 5290d80f40 (このIDを非表示/違反報告)
凛刀(プロフ) - つ、鶴丸ー！！！このまんまなんてないですよね.....(泣) 新章楽しみにしています！作者様の好きなペースで頑張ってください！ (2017年8月21日 21時) (レス) id: ffac510b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はみゅんが | 作成日時：2016年12月15日 19時
