第109話 選択 ページ12
A「(うわぁどうしよう一期さんに手握られちゃってるよ！)」
先程から手を握って離さない一期にAの心臓の鼓動は早くなるばかりだった。
一期「主殿が好きな色は何色ですか？」
A「も、桃色です！私苺が好きで……」
えへへと笑うと急に一期さんの動きが止まった。
どうしたのかと心配になって一期さん？と呼びかけるも顔に手を当てたままでこちらを向いてくれない。
A「一期さんどこか具合でも？」
一期「こ、こちらをあまり見んでください…その、自分勝手にで勘違いしてしまって////」
一期さんの顔は真っ赤だった。
A「一期さん、照れてます？」
一期「て、照れてなど……！」
ｶｼｬ
A「すみません、なんだか可愛くってつい。一期さんがそんなに動揺したところ初めて見ました」
さっと懐から携帯を取り出し一期さんの照れ顔をゲットした私は思わずふふふと笑ってしまう。
一期「あ、あんまりからかわれると主殿でもお覚悟させていただきますぞ！」
真っ赤な顔で言われてもときめくだけなんですが
あぁ、審神者になって良かった……
A「一期さんにならされてもいいかも。
……なんちゃって」
ｸﾞｲｯ
A「えっ」
気づいた時には一期さんの胸の中にいた。
一期「このまま、何処かに逃げてしまいましょうか」
彼の顔が、見れない。
私の心臓の鼓動は聞こえているに違いない。
一期「このまま逃げて、何処かのんびりした所で一緒に暮らして……」
A「一期さん……」
私を抱きしめてくれている手に力がこもっているのがわかった。
一期「なんて嘘です！騙されましたな!?」
A「な!?ずるいです一期さん！今の言い方と顔鶴丸にそっくり！」
一期「鶴丸殿と似ているというのはよろこんでいいのかわるいのか……主殿を驚かせられたので良かったです！」
A「本気にしちゃったじゃないですか！私の乙女「なら、このまま私と逃げますか？」──え？」
風が吹き木の葉が中に待って地面に落ちた。
A「ダメですよ。皆が待ってます。」
私のはっきりとした言葉に一期さんは少し目を見開いて自虐気味に笑った。
一期「主殿ならそう言うと思いました。私もまだまだですな」
A「一瞬�牋豐�さんと�疇┐欧討靴泙�うかとも思ったんですけど、私には幸せになる資格はないので。」
一期「それは、どういう────」
A「さっ、行きましょ一期さん！」
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黒コマ先生 - 続きが見れない｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年1月30日 1時) (
レス) id: 84aaed6e82 (このIDを非表示/違反報告)
はみゅんが - 凛刀さん» コメントありがとうございます！このままは無いです！（笑）これから鶴丸諸々可哀想な展開が続きますが最後は�爐�っと�瓮魯奪圈璽┘鵐匹覆里�(｀･ω･´)激励のお言葉ありがとうございます、楽しんでいただける様に頑張って更新します！ (2017年8月23日 14時) (レス) id: 5290d80f40 (このIDを非表示/違反報告)
はみゅんが - いふじ┏(┏^o^)┓さん» コメントありがとうございます！新章では鶴丸が可哀想なくらい報われなかったり、黒鶴に続いて空狐が出てきたりと絶望が続きますが挽回してくれるのが皆です！（笑） (2017年8月23日 14時) (レス) id: 5290d80f40 (このIDを非表示/違反報告)
はみゅんが - 水李@nﾆｼﾞｮｳyさん» コメントありがとうございます！これから鶴丸がかなり可哀想になる展開が続きますが、きちんと報われるので(たぶん)楽しんでいただける様に頑張って更新します！ (2017年8月23日 14時) (レス) id: 5290d80f40 (このIDを非表示/違反報告)
凛刀(プロフ) - つ、鶴丸ー！！！このまんまなんてないですよね.....(泣) 新章楽しみにしています！作者様の好きなペースで頑張ってください！ (2017年8月21日 21時) (レス) id: ffac510b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はみゅんが | 作成日時：2016年12月15日 19時
