すのーまんとおぴめちゃん (ページ17)

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◇ だてさんページ17

宮舘 side

「りょーうたーくーん」

宮舘「なんですか～」

俺の事を仕事場ではだてさんだけど、
プライベートの時は涼太くんと呼ぶA

そんな彼女は2週間に1回俺の家でご飯を食べる

忙しすぎると色々と絶対に後回しにするから
みんなで決めたAを守るための担当

それが、俺はご飯なわけですよ

「今日のご飯なに～」

宮舘「こら、授業中でしょ」

「だってお腹すいちゃったんだもん」

宮舘「あと少しで終わりでしょ？頑張りなよ」

「はーい！

…って、わー！みんな聞かなかったことにしてーっ！最悪だ…っ！！」

仕事が早く終わったAは
大学のオンライン授業を受けている

その姿を見ながら俺は夜ご飯を作る

『 That's great! 』

「 Thank you!! 」

『 Did you work today? 』

「 Yes! It was a magazine shoot! 」

あんなに小さかったAも、もう大学生
そりゃ俺も年をとるわけだ

曲調にあわせて表情を変えられるようになって
アクロバットは気付けば佐久間と同じレベルで

しかもそれを彼女はヒールで難なくこなしてしまう

本当に100点満点のアイドルだよ

「 See you! Have a nice night! 」

「はぁ～、涼太くん！終わりました！！」

宮舘「お疲れ様。もうできるよ」

「やったぁー！何お手伝いしたらいい？」

宮舘「ふふっ笑大丈夫、ゆっくり休んでて？」

「ありがとう！」

人の何十倍も頑張ってるのを俺は知ってるから
その分たくさん甘やかしたくなっちゃう

怒るのは照や翔太がやってくれるから
俺はたくさん甘やかすって決めてるんだよね

もちろん、本当にダメな時は怒るけど。

「ん～～っ！涼太くん、このお肉美味しすぎるっ！」

宮舘「いっぱいあるからゆっくり食べな？笑」

「涼太くん大好き」

宮舘「はいはい笑後でアイスもあるからね」

「もしかして…！！」

宮舘「昨日食べたがってたダッツの新作」

「 …っ、最高、！！」

これからも俺はきっと甘やかし担当笑

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